Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
134
135
136
137
138
139
140
141
142
…
次 ›
最後 »
上の子と妻とわかれてベビーカー押す坂の上ペンギンがゐる
7
真夜中の動物園は羊水に浮ひているなり中島みゆき
7
中央線いつもの車両遠足の小学生が鈴生りである
18
名の知れた地元企業が身売りする栄枯盛衰いつの時代も
6
曇天の月曜の朝重い空気を吹き飛ばす子どもたちの声
17
薬指あなたとわたしの合言葉 おんなじ色になりたかったよ
4
気力ない力が出ないしたくない頭も痛い精神力よぉ~
16
タイル目地デッキブラシが折れてから見ぬふりすれば黒黴の園
20
公園に あなたと描いた マルとバツ 何もなくても 何でもできる
4
デニーズで糖質控えめランチする 何年ぶりだろ、ふたりの熱海
13
早朝の 公園に集い 体操す ほとんどの人 高齢者
7
半袖も汗ばむ初夏の夕涼み 惜しみなくゆるりと歩を運ぶ
14
レアものの枕詞を覚えても 使わぬままに忘れてしまう
16
公園の葉陰に三つ咲き初むる白の頭巾の山法師笑む
23
悔恨を焚べた炎で打ち鍛え研いだ刃紋は凪いでいたから
4
サバンナの母乳の成分表観れば果てなき夜泣き越えてみせよう
7
生活の全ては人に教わった掴めるようにくだものを切る
4
この部屋は蛸壺よりも広々で
玉蜀黍
(
とうもろこし
)
の抜けた穴ほど
3
目覚め良し小窓の外より聞こへくる鳥の声にて起こさるる朝
39
菜園の 丸々太った新玉の シャリシャリ食感小気味よし
21
少しだけと思っていたのにいつのまにかずっとあなたを想い続ける夜
5
今日が終わることに安堵して息を吐くなんでもない日のなんでもない夜
7
この日々があと数十年続くならここらであたし辞めちゃおうかな
9
透明な水も乾けば垢の出るように不純だ愛も正義も
4
こころの皺のひとつひとつに宿してる いつかのわたしの魂の
破片
(
かけら
)
6
やっぱりさ、ずっと涼しくありたいね。きらめいた君の汗が一粒
3
プリクラを撮る前ひいてたアイライン「可愛く映る」と私のために
4
知っていて実用しない技もある花魁姿や十二単も
15
生魚食べられなくても大人だし ひとりで暮らしていくんだね、春
7
理容師も美容師もわたし無免許です見様見真似も気づけば腕前
24
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
134
135
136
137
138
139
140
141
142
…
次 ›
最後 »