新編誌 切って貼る四季 停止線 これからも先 一方通行
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夕暮れの浜辺にぽつぽつ をともす黄金色こがねいろのコマツヨイグサ
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初夏なのに カーテン閉めてバーフバリ 無いポップコーン気にも留めずに
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あの子の愚痴 私にだけは言わないで良かったんじゃない?ささくれ剥がす
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お迎えは空振り夕立ち 信号赤 むしゃくしゃしたので練乳アイス
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波打ち際 戯れる子らの笑い声 さざ波のごと 寄せては返し
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ミリバール時代に聴たNHK気象通報久々耳に/第二が消えて
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言い切らぬことを美徳とする日本 生きづらいよね、分からぬ人は
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言うことを素直に聞きし「アレクサ」の爪垢煎じ…我が呑むべし
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星砂子ほしすなご まぶせばガラスの 花は揺れ 風の運びし チェロの哀し
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止まらない舌 無差別のマシンガン 脊髄少しは遠慮してよね
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不条理の塊落とす黒き鳥怒りの焔胸に燃え立つ
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ことくし色をくする人々の仁なるためしこそすくなけれ/『論語』學而第一の三
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何事も本立ちてこそ道はれ孝弟はそれ仁の本かな/『論語』學而第一の二
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下を向き歩いていたら道のタイルがミント色 アイス食べたい
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學びしを時にかさぬるよろこびをともと樂しみ人をうらみず/『論語』學而第一の一
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練習日 うざ絡みした AIに 遅れますよと 会話閉ざされ
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街なかで 声かけてくる 人の目を しっかりと見る 真っ直ぐな目で
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お向かひのベランダ 喫煙すおきなの傍ら 赤き鶏頭ケイトウの鉢
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野分明け川の流れは濁りしも今日の流れはいつもの如く
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得意げにヤモリくわえて「褒めて」と君 家守るヤモリ 生きてた!よかった!
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他人ひとのやるクレーンゲームの動画にはやめるキッカケあたえてくれる
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今日はまた 穂村弘になる気分 気分だけでは なれない気分
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おしゃべりに居眠り、読書、音楽と それぞれの梅雨土曜午後カフェ
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逢えぬ期も 果てぬ気持ちを塗りたくり あなたに届かぬ 空の手紙を
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今はもう無い商店の広告が錆びてかたむく路地裏の塀
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なりきりて世を渡り来し半生の疼きや今に目を覚ましたる
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奇跡なら生まれたときに起きてるし神は案外そこいらにいる
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「東京は味噌汁に砂糖入れている」母の記憶は都市伝説か
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「あなたなら最後の晩餐何食べる?」「食事要らないセックスしたい」
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