あまてらす女神の子孫の皇室が 女系女性はならぬ理由は?
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ふりそそぐ光の粒に風の音に青芽の匂ひもただ常しえに
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ベランダの青い朝顔がほころぶ涙の跡が痛い夜明けよ
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生きる気力も死ぬ気力も奪われる職場で今日も剥がれてゆく
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リモコンの切れた電池を捨てるよに足りない僕の脳も捨てたい
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夜半過ぎ 雨音響く 事務所にて 空調の音 合奏のよう
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世話をされさらに乞ふるわがままの沈黙の闇 朝に溶けゆく
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年齢の七掛け説を説く友と飲んで語らば気持ちほぐれし
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街角の 花屋の前に 蓮の鉢 並んで咲いて 凛々しさ感じ
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夏の夜の 三伏の月煌々と 静寂を照らす月明かりかな 
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夜中よなかハーブティー かならず お供いてる(笑) 今夜はチビ猫・ちま猫 ふたりとも🐱🐱
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悩んでるの?大丈夫、僕がついてるよ それってキミが やさしいからだよ(と、伝えられたらいいのに)
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朋友ともの悩み ダイレクトで一瞬 シュンとなる 励ますためにも 元気でいるべし
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「大丈夫あなた茶髪が似合うから」 まだそうなのか教えてほしい
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味の素のパンダをいつも正面に向かせる君のそういうところ
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それ置いて話を聞けよ形など整える暇無駄なだけだろ
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もうおわり きみも一緒に食べたこと記念にしよう 箱を抱えて
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雨降りで籠って仕事をしていてもなぜかあんまり捗らないんだ
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押し出され 突き放されて 場外へ 力士の気分 幕下以下で
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ソワソワと「手を握っていて」と頼んでは 君は人混み駆けてく祇園
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下側の手提げが駄々をこねてて、置いていくねと叫んでるセミ
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立ったまま枯れてしまったヒバの木をラオウと名付け心にきざむ
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沢山の 量は全然 食べないが 今日は1日 何か食べてる
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私には貴方しかいないのにね 貴方には他にいるのが嫌よ
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あの人の名前も呼べず漏れる息 いざと言えどもやすらふばかり
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朝露にうつりし君は尊きと あゝこの國は我の誇りなり
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あの人を想い続けて三年目 諦めどきと言われても...
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薄曇り 先の見えない暗海に 水平線を 描く灯台
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「〇〇ちゃん、明日あの子も 誘っていい?」 ごめんご飯は 美味しく食べたい
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曇ったり晴れたり雨が降ってたり天に遊ばれ散歩をせぬ今日
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