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青年は床屋選びに悩んでた「切らせて、失敗しないので」
17
今まではどこでカットをしてただろう斜視をずいぶん気にしてた君
17
ときめいて君住む町の駅に立つ迎え待ちつつ見る茜空
11
みどり目で長さ可変のふわもこがお尻を叩けとわたしをせかす
8
ひとりでは飛べないことを知ってゆく ひなの翼のようなあなたへ
6
いつのまにグルテンフリーになっちゃったあの子の指に鈍色きらり
7
青春を飲み干しちゃおう ほろ苦いコーヒー味のフラペチーノで
8
ランチどき廃校カフェの賑わいの名残り随所に「げんきなこども」
21
晴れたなら 思い出しもしないのに 貸したまんまの 傘が苦しい
10
詠み人は 孤独を綴る星の人 今日も素数を探す旅する
9
たまにくる君がいたらと思う日に思い浮かべる君になりたい
4
温度差に布団や寝間着悩まされ汗をかく日やくしゃみする日も
10
顔見上げ引き寄せられたるオッドアイ
茉莉花
(
ジャスミン
)
の香に吾こそ釘付け
5
「冗談のつもりだったのに」神様の怒りに触れて楽園追放
3
茉莉花
(
ジャスミン
)
の香に誘われて顔が寄る接吻の口実を得た花
5
白い影 冷凍のまま 腐りかけ いろに染まりて 奥歯の裏へ
5
風に舞う こぼれし白き スチロール ふりかえらぬを 渋さと信じて
6
憐憫の 情が立つれば 自己矛盾 報復のトリガー 我に生まれし
7
おかしいな ついこの間 片付けて 掃除したのに すでに散らかり
7
世の中のあまりの緻密さ、綺麗さに汚点の僕を絶えず浮き彫り
5
「冷たいの食べる?」 にやりとゆるむ顔 匙を片手に 夏のはじまり
6
曇天に行き交う色はとりどりで 私のビニ傘カメレオンかな
5
苦しみも辛さも空気震わせて 伝わる言葉無い歌のよう
8
日曜の夜は短いもうそこに太陽が居る色をしている
13
書き損じ気に食わぬ紙飛行機よ 十七機目もあえなく落ちる
8
麦茶には氷が三つあればいいグラスの音はちゃんと鳴るから
7
チビ猫は けいかいしんの つよいねこ
ごしんきさん
(
ご新規さん
)
の「
ぱうち
(
パウチ
)
」は「ぷい」する
16
陽光のような日々だね たんぽぽのわたげみたいな手ざわりの猫
15
ひらかれた言葉も顔も真実だけどなによりも嘘に近しい感覚
7
ようやっと歌い
初
(
そ
)
めたかウグイスよ 機を逸せしは私の方か
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