学び舎の丘に立ちたる眼下には緑の谷と紅白鉄塔
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無機質な 地下駐車場 遠ざかる ヒールの響き 奏でるリズム
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金持ちの色ボケジジイを誑かし立派な後妻業遂げられました
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桃を抱くきみに舞いおる瑠璃色の羽の一枚胸を飾りぬ
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歪みゆく 君と世界の 境界線 それでもそれは あなたのかたち
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換毛と共に 抜け落つ猫の髭 見つける度に幸運感づ
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「またあした」体操仲間の 決め台詞ぜりふ 生きる力を 明日へと繋ぐ
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紫陽花の 風薫る日に 衣替え 純白のシャツは 心も弾む
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子供を作る方法の前に異性に愛されて許される 生き方を教えて
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仮住まい二日ももたず逃げし人二度と迎えぬ里の冷ややか
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我に似て作法の悪しき椋鳥がヤマモモ散らす朝餉のひろば
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木末にて寄り添ふ鳶のひとむれに荒みし心灯りともるや
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木漏れ日に座して持参の鮭弁を食べたあの日へ自転車と行く
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惚けぬよにシルバーカレッジ行く朝に鳥声聞かばやる気の満つる
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階段の泥の足跡辿ったら先は理科室人体模型
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冬を越し 丸々太る新玉を 両手に抱え笑みこぼれけり 
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笑い合う会話が出来て「次はいつ会える」と聞けば恋が始まる
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温くても清見オレンジ食べたくて満月のような八百屋に寄ろう
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瞬く間に時空を超えて懐かしのあの頃戻りし旧友ともとの再会
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ひまわりに百日草と朝顔の種蒔き思う君の微笑み
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萌え枯れど唯一無二の花の美と夢をベゴニア愛をありがと
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おのが田の 実りに足りし 世は過ぎて 他国あだしの舟を 待つばかりなり
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犬をまだ わんわんと言ひし 幼な日は 人のこころも 近かりしかな
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四日目で土から芽吹きウキウキと心に泳ぐ金魚草かな
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親しみがいつのまにやら無遠慮に ガラス扉に隔たれたどぶ
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不安感 迷い 停滞 孤独感 ぼくたちは今踊り場にいる
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ラーメンを10杯食べて無料にし夕飯を食うのが我でした
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一粒は0.5㎜しか 無い種に ペチュニアが咲く まさに不可思議
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がらがらの電車であなた足そろえ リュックを膝に抱えてた午後
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不祥事に 腹をも切らぬ 政治家の 武士道語る 笑止なるかな
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