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おまえもさ、言ってただろう明日なんか来なけりゃいいと旅の終わりに
4
母さんは何をやっても上手だね言えばやや照れ表情戻る/認知症
23
温度計24℃で肌寒く直射日光射せば焼けそな
16
きみ推しの赤いアディダススニーカー ハードオフにも並んでいたり
18
君のことすべてを知っていたかった あなたはなにも知らないままで
6
ミニトマト鉢を店にて見つけるが枯らしてばかりわれそっと出る
11
パンクした自転車なおしたのそれだけで 海の向こうの風も追い風
6
「失敗」と名のつく母は「成功」を愛した?花瓶はがらんどうのまま
8
引っ越してまったく開けないダンボール みたいだきみとの写真フォルダは
5
疲れない?首振るばかりの扇風機 によく似た面倒見のいい君さ。
5
意地悪な台風来たり あかねさす君との旅を狙い撃ちして
6
高さ揃え付箋を本に貼る人は たいてい中身を理解してない
17
A席なう車窓さかなにひとり酒 C席に来たパチャパチャ男(
PC
)、困っ
14
荒波の霞ヶ浦に人けなし曇天笑うトンビがクルリ
10
アスパラや稲にたむろう生きものに虫も殺さぬ我天仰ぐ
6
曇天に人の目集ふ街角を白青赤へ染まる紫陽花
20
校庭を逃げるあの子に追いつけずチャイムを聞いて泥棒は笑ふ
8
川縁
(
かわべり
)
のひとり歩きの
独
(
ひと
)
り
言
(
ごと
)
過去と未来が交差する午後
24
病院に行かなくていい土日には児童のように心が
燥
(
はしゃ
)
ぐ
12
飲み込んだ 言葉は胸の 底に積み 誰にも見せず 朝を迎える
10
傘させば君への想いも消えていく人に紛れてゆくスクランブル
27
窓開けて駐車場にて時つぶし 少し居眠り次のアポまで
15
灰色の靄に迷わず雲海に陽が射す蒼き空へ羽ばたく
19
潰された左目澱む人影が愛し愛しと濁らす意識
8
梅干しかぁ地球を割った隕石の 好きな具材はツナマヨネーズ
7
鳶が鳴く里山の鳶けふも鳴きあすも鳴くらむ沁むる鳶の音
4
パンという 幸せ香る 誘惑に 負けて来週 健康診断
18
ちばぎんの優待ギフト届く時瞼の父に不出来を詫びる
7
雨の日に野良猫ひとつ生垣へ 頭隠して尻は濡れおり
13
小窓より 初夏の朝の
微風
(
そよかぜ
)
涼し 心地
好
(
よ
)
き洗面 出勤日
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