帰り路 ウサギみたいにピョンと跳ね 今日のワクワク ママに報告! /新一年生
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着飾った「愛してる」よりバンTで「大好きだ」とか聞きたいんだよ
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不通過の 履歴書で知るきびしさよ 五十路の私の現在地
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心より ポロポロあふれるこの想い 断片あつめ 短歌今日より 
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やっぱり私 きみのこと嫌いなんて言うけど きみは羽音程度でしか無いのね
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思い出のページを一つめくる音「帰りたいよ」と滲んだ涙
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アネモネの種の息づく夜明けには紫一輪立つ石段の端
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有名人の炎上なんて対岸の火より遠くてガス火が怖い
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恩寵か出もの腫れもの咳くしゃみ頭痛腹痛腰痛歯痛
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気になってまた会いに来た柴犬に「売約済」の真っ赤な文字が
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君といた春そそぐ海ふかみどり 炭酸水と後悔で割る
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撮りためた スマホの写真に エセ短歌 添えたフォトブック 作ってみたで →🦓で
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薄氷の 弾け砕ける 春日和 淡雪溶けて せせらぎ早し 野山さえずり 木の芽たつ 
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韓国のGPSを語る母指摘せぬのも愛の一つか
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ギロチンが御神体だという神社参拝したい供物を持って
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開け放つ 窓から入る 風はただ 雲行きだけを 教えてくれる
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ふんわりと 浮かぶ白雲は 綿菓子か「おやつ」がわりに 甘い雲食べた お題(おやつ)
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あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を 独りかも(鴨)食ふ /パロディ短歌選集
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これヤゴもバクもカエルも浮く池のしるとも知らぬ王様席へ(百人一首・十)
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鼻の色は移りにけりな痛面いたづらに杉のこな降り泣く目せし間に(百人一首・九)
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わが甥は琵琶湖のマスにシカトされ嫁にうじうじ人の言いなり(百人一首・八)
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ガマの腹切り裂き見れば春日屋の三笠が山と出でてツキかも(百人一首・七)
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借る詐欺に渡したカネは億千万シラ切らるればサルボボを蹴る(百人一首・六)
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奥様に祝詞する訳年下に萌えられたいのあげる真榊(百人一首・五)
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タコの旨煮仕入れてみれば素人のシェフは高値に首を振りつつ(百人一首・四)
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ふくびきの山鳥の尾をねだる子よ泣く泣く親はヒモのカモネギ(百人一首・三)
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新生活 人生初の 給与で買う 六畳埋める シンセ いかつッ!笑
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派手すぎて厚くてケバい白壁の頃のホステス 尼になるかね(百人一首・二)
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飽きたのに介護のいらぬ虎を洗い我が衣手は血に塗られつつ(百人一首・一)
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藤棚の 花触れたくて背伸びして さき両の手 伸ばすおさな子
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