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堪えきれず、怒る神々の涙を浴びた あらゆる穢れを流しておくれと
8
グッタリと 疲れ帰れば カーテンの 隙間から顔 鳴いて迎える
27
仕事行く 吾を見送る ゴロニャンと なんと無防備 愛くるしさよ
24
ポニーテールのための前髪気にしてみても 雷雨では君に会えないのにね
3
タクシーで神長官の守矢氏の屋敷訪ねど門前払い
4
お湯さへも人に妬みの有馬の湯 連れある人を見るがかなしさ
9
指先で 繋ぐ星々の空白に 幾光年の寂しさを聞く
10
初めてのあずさに乗って窓覗き夏富士遠く眺めたりけり
8
素人で 無器用ながら 投稿す 指を折りつつ 楽しみながら
12
短歌にて 若かりし頃真っすぐなきみへの思い甦る夜
4
おむすびの中に蕨の佃煮の美味しさ詰まる田舎のカフェ飯
24
仰ぎ見る空は少しく秋めいて遠のく青を蜻蛉追いゆく
26
夏休み 友と笑いて 時は経つ あの日の思い出 心に残る
12
夕立を認めるつもりはないけれど一人首肯しふる里を去る
3
透き通る 水辺のような 君の目を 見つめていたら 氷溶けてく
13
行灯
(
あんどん
)
の揺れる光に在りし日の 愛しき想い映す盆の
入
(
い
)
り
22
連日の 高熱さがり ひと安心 まだまだ元気でいてくれ母よ
15
真っ先に会いに来てくれたコザクラとやわらかい昼寝の夢 好きだよ
4
大雨に 雷なりて スマホなる 大丈夫だよ 川なし四階
4
盆の入り孫の次には仏さまメンバー変わるももてなす心
14
海峡に かかる大輪 爆音と 息をもわすれ 画面を見据え
6
ミンミン蝉 ツクツクボウシ 鳴きしきり 胸高まりぬ
吾
(
あ
)
は
夏女
(
なつおんな
)
20
一人より母と突っつく鉄板の油のけむりで美人に見える
26
いつまでも居座り続ける貰い風邪 夏の想い出全部持ってく
16
彼の背に影が彷徨う僕らにはもう届かない過去なのだろう
5
夏草を抱きて座する野仏や盆の入りなり先祖は還る
18
影を踏まれたら二度と戻れなくなる星があるってご存じでした?
5
座席にて 車窓眺めつ キャンデーを カラカラと鳴らしつ食む少女
20
ナカムラは絆創膏を嫌うから他人の痛みに敏感である
4
知らぬ間に私が悪いことになる レモンケーキを見ると思い出す
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