鉄格子 味噌汁かけて 錆びさせた 月夜に笑う 決行は夜明け
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ミニとプチどっちもいいね可愛くて今年最後のトマトは真っ赤
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実践す腹七分目の食事にて心の無駄が削がれてくよう
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バラードを 聴きながら 食べる ハンバーグ いつもよりちょっと しっとりしてる
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施設より転所の義姉(あね)に付き添えり そこに残し来不安な人を
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電柱に 巣がありますと 貼り紙が 見上げた先には 針金の巣
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ストレートネックで首が痛いけど君の歌読む秋の夕暮れ
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たんぽぽの綿毛が風に運ばれて私はそれを受け取って吹く
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廃屋に子ら置き去りしゴムボール 苔むしてなほ毬藻に似たる
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見たものをシリアル繋ぎ振ってゆくただそれだけの情景素描/短歌
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生焼けの夕焼け雲がゆっくりと流れる上を行く定期便
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何思う 釣瓶落としの 秋の陽を ひとりベンチで 眺める老女
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絶不調こらえた夕の自己褒美スーパーカップクッキーバニラ
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あどけなさ 魔性の顔を 併せ持ち 巧みに操り コロリと落とす  #こう器用ではない
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賢しらに「パーパス」なんぞ議論する 阿呆な会社の気障な経営者
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三日ほど食わずにいても平気らしい 我が家の亀は飼い主に似ず
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永遠でないものばかり 白百合(しらゆり)の残像光りつつ薫りおり
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お湯割りはまだいいかなと思うなら秋もまだまだ前半だろう
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薬局にニベアデザイン缶並ぶ冬の足音遠く聞こえる
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減量は判定勝ちでもいいじゃないKO勝ちを狙わなくていい
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チャッピーをセコンドにつけ減量という試合は続く負けるな自分
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君に問う 咲いたか否(いな)か 菊のこと  色も問うたは 青き春ゆえ
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来週の 嵐の予感 スケジュール 今のうちにと 稟議書作成
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大根を 二本貰って 悩む我 おでん以外で 何に使おう
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コンビニで 大人のファミチキ 食べたいと 大人二人で 悩む十五時
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雁音(かりがね)は 形にすれば 鋭いが  形にせねば 冬が来るなり
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その体ほどの世界を知らずして王様のごと駆けてゆく君
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堂々と道で寝転ぶカマキリに空気を読まぬ強さ危うさ
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コロコロと笑いひろがり居るだけで しあわせ運ぶ孫(きみ)たちって凄い
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帰る雁われも旅人帰去来(かえりなん) 今宵の宿は何処なりしや
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