あけみ
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短歌に興味がある初心者です。
よろしくお願いします。

キーボード叩き短歌を詠む傍で 我が宝物 寝息を立てる
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あの頃のか弱い雛が足掻かねば 飛べなかったろう こんな大空
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炎天下 揺れ波打つは蜃気楼 目から肌から夏が刺さって
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珍しく雨が降った夏の日に 妙に虚しく 揺れる部屋干し
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人よりも少しトンネル長いだけ 山を越えれば春 広がるよ
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馴染まない きっと大事にしたいのに 似合わないんだ僕に 光は
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山道の木々の隙間に斜めのしゅ 射して秋色 染まり広がる
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フクロウや 窓辺の先のあなたには存ぜぬだろうが お互い様ね
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弱くてもいいから生きて その中に 君しか見えぬ花が咲くから
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スキンケア用品使い 上げていく たるみと明日の笑顔の質を
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舞う花弁のように生きよう 最初からレールや成功無いと気付けた
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ゆっくりと生暖かい風浴びて 桜餅食べ緑茶を啜る
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どこまでも行けると思って踏み出した その歩みこそ輝く轍
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モノクロに雪覆う町ただ歩き 白い吐息と孤独滲んで
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今はもう遠くに来たわと思ってもそこには昨日が折り重なってて
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まだ何も知らない頃の私たち キラキラしてた?「今もそうだよ」
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白い空 更に白塗る牡丹雪 木々も野原もモノクロに染め
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どこにでも君の面影残ってて 随分呼吸しづらい町だ
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懐古してほっこりするにはあまりにも僕の青春グロテスクだな
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気だるさを押し殺しても漏れ出づる「こんなところで何してんだろ」
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ただ君と仲良くなりたいだけだった 気づいた頃に僕が壊れた
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売約済 貼られ門出も 露知らず プイと囀る キミに幸あれ
5
止めようと思い止められるものじゃない ロックンロールは響き続ける
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ああ暑い こんな猛暑に焼かれるなら そのまま溶けてチーズになりたい
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おはようとおやすみなさいの食事時 金魚鉢にて踊る愛魚よ
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待ってても 待ってても意味はないけれど 心のどこかがあなたに震えるの
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眠い目を擦りあの人待つ時間 幸福に萌え夢見心地よ
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今日があり 明日が訪れ陽が回る 過ぎた昨日を影に携え
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ポエム詠むような気持ちにさせられる 恋はやはり盲目病もうもくやまい
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去ってゆく ひとりの冬を見送って 出会うこの春もう離さぬと
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