いい加減気付けよ。話したがるのは楽しいからだ。うれしいからだ。
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乾くものに水与えても涼しえぬ ああ我言えぬ 我癒えぬ
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頭鳴る 積もって積もって 雪が降る
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悲しさに涙が頬を伝っても 拭える人に 愛してよとや
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日が暮れて 西陽が差した 森林の スピリチュアルな ヒグレな何か
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スラリンと ピエール起きて仲間パーティーに こころ弾んだ キミとの冒険
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山の手に 導かれては十五年 行く行くしるべ  待て待て止まれ
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雪山に 忍ぶ春陽の木漏れ日の ふきのとうの芽 もうじき春かな
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橘の朝日差し込む窓際に 今宵も染めし橙の肌
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闇雲に ヤエザクラへと 手を伸ばす 先へ先へと 分け入っては
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お着替えをしてきたのかな チャトラ柄もかわいかったよ 今もおしゃれね
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知らぬ間に名字の違うLINEあり 昔と違う幸せの君
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Piano Man あの頃よりも守れてるかな今の僕でも、感受性
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古ぼけた靴が新しくなる時は、いつも誰かのさよならの後
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華やいだバースデーケーキに憧れて 「命日おめでとう」一吹きの煙
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指を折り推しの齢を数えては 蝋燭を灯す「生きていればね」
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あたたかな宇宙のかけらは黒白の毛皮をまとい隣で眠る
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未来など本当はないと分かってる それでも今は信じて進む
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振り返りその瞬間に目があった ふたりの旅が再び始まる
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夏のせいだラムネの炭酸が抜けたことそれからきみのことも
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冷蔵庫 扉の裏の指定席 あなたの好きなスプリングバレー
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コンビニで本麒麟ほんきりん買う人と仲よくなれそうな気がする、たぶん
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晴天のやしろすみで絵馬を書く 貴方の健康ふたりの未来
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あのねから始まる物語大事そに紡ぐ言葉が舞う笑う
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「心配をしてたんだよ」と小4男子 だから辞めれぬ愛する公文しょくば
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完璧人の綻ほころび一つ見つけたり 安堵の気持ち俗世の吾に降りるなり
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止まらないオルゴール サイレン メリーゴーラウンド 汗と血と涙
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赤ちゃんをスーツに抱っこ紐 汗だくで連れ来るパパママに心でエール
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午後八時最後の患者ひとを見送って今年も長い夏が始まる
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やさしい猫わたしのこころにいる茶虎 虹の向こうで花の雨降る
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