虹色の レース羽織はおれば 鬱鬱うつうつと した気も晴れて ひぐらしの鳴く
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思はぬに 野分のわきが秋を 連れて来た あはれ今年の 夏も去ぬめり
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30℃ 中身違える 30℃ 気付かなければ それもむべなる
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台風が過ぎて空気をシャッフル夜の主役は秋の虫に
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あなたにはなれない声で筆と弦触れて私は今日も満悦
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夕暮れて連なる尾灯それぞれの思ひを思ふ旧盆の道
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穴の無いドーナツもドーナツである そう言い張れる君が眩しい
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経験は問われていないぼくたちがつくる地球の地味めな部分
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墓前にて手を合わせれば思い出す先祖と共に血を分けぬもの
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要するに、言った途端に場は冷えて つまりと言えばもうシラけてる
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会えたのがとても嬉しかったから 元気に見えた 見えたのでしょう
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流れ作業で手持ち花火に火をつける 思い出を反芻するように
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一つ空け座ってできたこの隙間席一個分の勇気で君に
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八日目にはもういない蝉くらいの強さで君の手を握った海岸沿い
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ルーズリーフの切れ端に書かれた先生の悪口をまだ忘れられないで
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繋ぎむことも叶はづ またひとり リスペクトす歌友との別れ
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台風のお届け物か 道端にクッション 野良猫を待つ如し
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何回もスマホ持ち上げ 月のない夜に溶けゆく 角砂糖なり
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昼呑みの ワインで転げる晴れた丘 ひとつになれない わかっていたのに
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あれほどの海だったから今でさえかじかむ指を夕日にかざす
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足早に渡った橋の向こうから 光纏った夜が近づく
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くだらない話しがしたい 2人きり 光のない昼 302号
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蒼空に鳶舞ひてゆく遠つ世に鷹の羽風と鷲の行き見ゆ
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トンネルを 何も分からぬまま進み できた擦り傷 隠す赤シート
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いらっしゃいませ、何かお探しですか?…ええ、あの人の温度はセール品です。
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ピラミッド 古墳も買える 大富豪 気付きもしない 季節の兆し 
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今すぐにウイルスを削除してください しないなら私を愛しなさい
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僕の人生が狂い始めるまでのカウントダウンの0秒で君の笑顔
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身だしなみ整え独り俯いて出てくる君の価値は尊い
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