ひさびさに 行ってらっしゃいの ちゅーもした しばらく時間が 合わなかったからさ(よい傾向)
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早起きは三文の徳 以上だね なんだか旦那と 会話も増えた?
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あぁひどい長靴の口に容赦なく飛び込んで来る豪雨や豪雨
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不意に来るすすべ無いよな雨風あめかぜと息苦し程の湿度にまい
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夕立の名残なごりは軒にしたたりて雲遠ざかる蝉の諸声もろごゑ
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梅雨明けがこれまでになく早くてもセミの初鳴きいつものとおり
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暗黒のけむりの如き排気ガス バス発車時に吐き出されおり
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イタリアンブレインロットが流行る組知らぬ先生子に教わりぬ
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七月号表紙デザイン夏の朱へ結社デビューはいよいよ次号
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登校す子は一日で熱さげてすごいな少年我なら三日
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ひと月後つどふ友らの顔うかべ弾むこころは水たまり跳ぶ
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ささやかな虹を小指に引っ掛けて驚くだろう夜を見せたい
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財布から君とのデートのレシートをしおり代わりに歌集へしのぶ
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ゲジゲジは何故にシンクに降りてくるそこは君らに危険な場所だ
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あまぐものむこうにうすく光差す しょっぱきあとにほの甘さ残る
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昨日より少し綺麗な音がする吹き抜けてゆく風とオカリナ
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「君はどの歌が好きなのだろうか」と 借りてパラパラ『サラダ記念日』
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変わりなき繰り返す日々美しき明日はいらぬ今日の温もり
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庭園で 水面を通る 風を受け 睡蓮と竹 仲良く揺れて
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はいてんしょん ちま猫ちゃんも てれびたいそう体操 いっしょにするよ うんどうするよ😸(混ざられたw朝から笑いすぎておなかいたい😹)
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鮮やかな 真紅のスモモ 初物よ(ねこ母にとっての!(笑))赤い果物 元気が出るね
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年上でも心は少女のままなのよ 「離れないで」と言えずにつぐむ
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現代はおつむまで戦場らしく霧のかくさふ五里の銃口
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かなしみの輪郭をたどる汗 風よ大三角まできみを連れてゆけ
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慟哭どうこくの如く雨声うせいに覚醒す 黎明れいめいに到着す台風
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遠目にも歩く姿で分かる君だんだん近く笑顔が見える
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さっきまで見ていた夢の忘れ方 入浴剤が溶けてくみたいで
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山里のジジ工房に炭火起き 爺ハム作り婆パン焼く幸せ
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あゝあの人に伝えたきこの二文字 されど伝えれぬこのはかなさよ 
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學生の 青春散らせし 時代ときとぞ思ふ あゝあの人に 二文字を伝え
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