走り方意外とかわいいおじさんが走り去ってく夏の夕暮れ
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良心の濃さの嬉しきハイボール たった二杯で足取り千鳥
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青紫蘇を摘み鰤照りの下に敷く店の料理といかないまでも
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野分あと 熱風吹けども 心地よい 風が全てを 押し流すよう
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梅雨の気に倦める鼻にぞ芳しや 昼餉の弁当桜のごはん
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キロ様へ 格好良いじゃないですか! ‥と言いつつ私も 検索ししらべましたが(笑)>ユル・ブリンナー氏のお顔
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サバを焼く母が死んだらサバなんて食べなくなるとサバ食べ思う
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母の日も早割りがあり支払いもカード利用でポイントが付く/過去作でした
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陽ざしごとまとうロングのワンピース今日からわたし向日葵でいる
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資本主義的空間にまどろんでみた革命は夢か黙示か
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買ったなら熟成させずすぐ読めば塩漬けにせず済むものを本
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たへかねて鳴りいだすらむわが心うつろとなれば琴さながらに
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心地よい 仲間意識の スローガン 仲間じゃなければ ほぼフーリガン
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もう少し広いシンクがいいかもね これから食器も増えていくから
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私はね悪夢に溺れるその肩を揺すって起こせる人になりたい
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恋の終わる時って愛のはじまりなの教えてくれた
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縫いぐるみ抱いて寝る子よ 怪盗の狙うお宝護るみたいに
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そういえば 貴方の好きなお花って 真っ赤なスイートピーでしたね
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ガムを食む少年 向かひの席から 甘ひ香りの漂ふ車内
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MAXから 8キロ減ってて 小踊りす 数年ぶりに体重測った(いぇーい!やったー!私すごーい!🙌)
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雨上がりあなたに手を塞いでほしくてわざと忘れた悪い傘
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五七五七七短い愛をつづるそんな歌がいくつもできた
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自虐ネタ花鳥風月愛でるより 疲れ果てたる自身を叱咤
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母の手のぬくみの残る古き棚かはらぬ場所に我が箸のある
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「すごいね」と言われて生きていくよりも「ありがとう」って言われて逝きたい
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珍しく雨が降った夏の日に 妙に虚しく 揺れる部屋干し
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枝格子。荒波堪える、小鳥達。船酔いしたのか、翼広げて。
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頭部MRI撮るトンネルと騒音心地良すぎて眠り
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王冠を食べる時には宝石を最後に取っておくのがマナー
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悲しさは尿漏れパンツ紙おむつ 知られぬように漏らさぬように
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