実際に食べたら甘くなかったな 他所のところの真夏の果実
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出来ないと解らないこそ醍醐味だ一つ処に命を懸けて
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本当の 姉のような お姉さん その佇まい 極妻流
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わたしはあなた以外忘れられるのに、あなたはあの人のことをさ
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今朝はまたひとへ[単衣]に露ぞ置き増さる秋風立ち[裁ち]ぬ衣手の森/擬古短歌
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バケツ置き 掬ったしじみ 覗きこむ 殻よりわれを 見る目の二本 
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あの頃のひとりぼっちを思い出すバニラアイスの奇妙な苦さ
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期待されなければ失望もないから路傍の石の苔の如きに
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増殖と消滅ばかりのパスワード鍵束抱えログアウトする
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鉢植えを片付けぬまま旅に出たお隣さんの庭が気になる/台風十五号
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日中も二十四度の涼風に長袖はおる盆前にして
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探りては そこに到れず モヤモヤと 蠢きを見る 緩んだ頃に
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その丘に 預けたりしき 日々なれど 餓鬼の使いは 道半ばなり
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後悔の時のふるいに残りしを 秤の皿にそっと載せおく
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土手の上青い帽子が七つ八つ散歩の子らを犬不思議がる
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野分から届く夜風の涼しさに惑わされぬよう身構えて居り /皆様ご安全に
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青の途中目覚めて少し泣いてみて夢の中でははっぴいえんど
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吹く風の 熱さは薄く まだ葉月 文月に詠む 風の熱さは?
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いつだってなんでもないよな顔をする 困らせたくない 嫌われたくない
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AIが 意志を持たざる 人なれば 日々の暮らしは 穏やかならず
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蝉時雨 時をり秋を知らせをる ツクツクボウシの 入り交じり
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音近し 姿は見へづ 公園の 枝見渡して 熊蝉探し
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夫婦ふたりして語彙力の無さに苦笑する「可愛い」以外の言葉が出ずに
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困難をママと乗り越え生まれ来し小さき生命いのちの煌めきを抱く
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あれは空 あちらには夢 これは羽 それならいいや僕から死のう
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貝殻の ピアスをまとい アクアマリン ネックレスも付け 夢の海旅す
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ひまわりのような君です今ついに僕とは違うほしを見つけた
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新しい自転車漕いで緑なる 補助輪なしで駆け出す未来
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きょうだいの帰省の時期は重ならず 親の張り切り知るなればこそ
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パパの背で 金魚は眠る 兵児帯の尾を揺らすのはお祭り囃子
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