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雪消えて地面を見れば瑞々し草の芽も早背伸びしている
15
追憶が層を成しては花弁に ハレもケもない春の呼び声
14
絵が好きなあなたなら絵を乗り越えることのできない壁にも飾る
11
ランコース 歩いて気づく 鳥の声
4
寝たきりと言えばうちもと独り者母
看
(
み
)
る野郎二人見つかり
16
禅宗の修行のルーティン見て思ふ わたしは逆に「自由」に縛られ
20
頬を刺す北の風にも春の陽の彼岸の入りの
牡丹餅
(
ぼたも
)
の
亡母
(
ぼうぼ
)
33
屋根の上身の丈程もあった雪いつか退き汚れたトタン
20
映画より君が気になる結末と引き換えに見る君の横顔
11
天空から 呼びとめられて ハッとする 陽を
跳
(
は
)
ね渡る 四羽の白鳥
/
一番乗り着ました
30
手際良く落ち葉
抄
(
すく
)
ひし老人の水車の音聞くひと日始まる
34
窓外は余寒の雪に雨混じる春分間近の月曜の朝
12
省みて 山あり谷あり我が人生 不器用なれど
処世
(
よわたり
)
知らず
22
久々に続編の出たシリーズにあれ誰何と記憶を浚う
10
振り仰ぐ輝く白で気を裂いてV字崩さず滑りゆく鳥
14
「ここ三年、積もってなくて」と純白に 足跡増やす 埼玉の君
9
四つ打ちの重低音が響く胸にはないきっとぼくのこころは
6
終電で変身ベルト締めながら明日の会議のプレゼン思う
16
後ろから突き落とされて青空がどおんどおんと波打っていた
5
ペンギンはにんげんたちをじっと見てべつになんにも考えてない
9
だるそうなあなたをひとり教室に呼ぶ卒業を人質にして
9
今日こそは 帰ってきたら 絶対に 片付けようと 思ってただけ
8
神様がこの世を作り出したなら全知全能も程度が知れる
7
三月の雪が心を冷やすから明日着ていく服は黒服
25
我儘も全て老化のせいにする母はこれまでどん底だった
18
借り物の知識で埋まるストレージ 取り出せないほど奥にアルバム
10
血糖値 上がってキツいが やめられぬ 春の祭りに 唆されて
9
これが愛だと確信はできないが そうならいいな、とは思います
9
少しだけ キラキラしたもの見たくって 玩具みたいな指輪をはめた
12
スーパーにたくさん並ぶ牡丹餅は吾のためでなく彼岸のお供え
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