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「おしまいだ」 服を脱ぎ捨て 浴室へ シャワーで流せる 程度の憂鬱
7
野葡萄が 色づき初め 瑠璃色に すすみゆく秋 差し色のよに
13
塾からの帰り道に聴く曲がいつしか私の戦友となる
11
赤帽子オーバーオールにヒゲつけて わくわくするねワンダーな旅
4
四季が死期を迎えて二季になるかもと、笑うも川沿いの葉は青い
3
職場から聞こえてきそうな悪口を塞ぐようにイヤホンをする
3
狂うごとピンポンピンポン叫びいて 我をさえぎる自動改札
5
弁当には シャウエッセンより タコさんの 赤いウインナー テンション上がる
17
ごろすけホ-厠に立てば五郎助ホ-背戸の藪から梟がホ-ホ−
3
早まった夕焼け 影を伸ばす子の 名残惜しげなバイバイ響く
17
大楠に添いて
銀杏
(
イチョウ
)
の葉のゆれる陽射しを受けて黄金に光る
12
1週間かけて体調整えて 半日ほどのドライブにゆく>明日
10
「もう終わり」決めたら意外に軽かった中身は既になかったんだね
10
あなたから 貰った紅茶 嬉しくて 飲まずに窓際 飾るインテリア
6
カーテンの 隙間から差す 陽の光 私に向う 刃物の様で
9
検針票 みればガス漏れ 疑いと ガス管 交換 三時間と六万 /築五十年 はじめてのガス漏れ
9
イスラエル パレスチナ人と ふたつ国 つくりたくない アメリカインディアン扱いに /自治権剥奪 居留地おしこめ
6
七分丈
藍色
(
あいいろ
)
チュニック似合ってる 自画自賛して鏡にピース✌
10
だいだいとアオの黎明そらにみて 新聞少年思い出す
3
蝉時雨 懐かし故郷と旧友の 過ごした時間(とき)の ひとときの想い
3
秋空に 流れる一つ 飛行機雲 その筋を追い 渡る鴉
4
年寄は何故皆ボケることごとく明日は我が身も誰世話をする
8
旦那様おかえりなさい メイドらに言われてみればそんな気もする
5
糸を引く飛行機雲眺め この一年悲喜交々で幾度飛びしかと
10
噴水の水辺で涼む鳩一羽 今日暑いよね 気持ちわかるわ
14
加齢にて失せたるものを振り向かず残りの機能と華麗に生きむ
9
空
(
から
)
にして水ですすいで詰め替える都合にあわせて多め少なめ
7
称名寺橋の上より吾をよぶ
碧眼
(
ヘキガン
)
の人 「カワセミ カワセミ」
5
秋晴れの空の青色爽やかで 平和であれと小さく祈る
8
さ丹塗りの太鼓橋わたる称名寺
翡翠
(
かわせみ
)
飛込み広がる波紋
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