Utakata
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本名と同じハンドルネームから卑猥な言葉ズラリ泣きたい
3
無料
(
タダ
)
で聴く音楽サイトに
C
Mが次入ったら消すほどの縁
5
日除にと棚を作りて植えられし
郁子
(
むべ
)
の実はいまむらさき
鈴生
(
すずな
)
り
2
涼と暑が日替わりメニューでやって来る 昨日はブーツ 今日は半袖
5
秋くれば故郷想う菊の花 以っての外とう食用の菊
3
絶景と音楽だけの深夜番 昼のテレビもこれで良いのに
7
焼売
(
しゅうまい
)
も餃子・春巻き手作りで 母の背中を見ていたからかな
9
請求書 ダイレクトメール 色チラシ ポストの中の常連客達
7
寝る前の歯磨きタイムグルグルと リビング歩き
明日
(
あした
)
を思う
8
ちいさな手 丸3日ほど握れない そのぬくもりを確かめて出る
7
わが猫
(
こ
)
たち 父はいるけど留守番だ 母が戻るまで健やかであれ
5
珈琲の香りで毛布を手放した朝をあげたい戦地の人へ
19
よく見れば地獄の絵図は楽しそう 隠れんぼする人 鬼ごっこする人
1
墓石より 樹木葬と 老妻は 骨壺咲く木 ならねば良いが
5
保育園行きたくない日あるでしょう押入れの中隠す靴下
10
持病など一つくらいはあった方が逆に健康病院行くし
8
血圧の指導をされた年上に先輩面し講釈を垂れ
1
酢と混ぜたバナナとカボチャまずいなと思いつつ飲むスムージーかも
7
紅葉の四方の山々仰ぎ見てあかまんまの群れバスを見送る
9
金木犀 香りフワリと 秋の風 厳しき夏を 耐えたご褒美
12
かけている
眼鏡
(
)
を探しうろうろとしている我に明日は来るのか
6
敵と敵相容れざるに仏蘭西装の製本断裁されず綴ぢぬ頁
4
嬰児虐殺起こしき落雹の血に穢れレメクの復讐七十七倍
3
裂帛の悲鳴に怯み若き牧夫血迷ふばかりに羊屠し損ず
3
みづから罪受くるべし右翼憂へどもたち靡く百合の黄に染み
3
斯くて支配樹立されたるも市民の凡そ三〇〇〇〇〇〇袋
3
秋風を 少し吸い込み 野に還す 花は枯れても 今日も靴を履く
5
いつのまに放電されてからっぽの気持ちをきみに隠したままで
4
地上戦殲滅に正義掲ぐるも車輪の下なる若麦ひしぎて
6
残量がなくなるほどに減りにくいスマホはぼくの人生と逆
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