Utakata
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あそん123
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暗幕の 夜空に降りし 通り雨 咲かせる傘は 星となりけり
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耐え難き 寂寞だけが締め付ける 胸に浮かぶは 夏の日の君
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加計呂麻の 島の岬に夏霞 薄暮に染まり 日の終わり告ぐ
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人の世の 儚き夢をなぞりつつ うつろう影も 延びる黄昏れ
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奥入瀬の 水面を染める 春の雪 分水嶺に 美を描くとは
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春の樹は 異国の森の騎士団を 引き連れ先は 不確かな街
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春節の 千歳緑は梅雨を呼び 蒼く茂りて 夏は間近と
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今を生き 生き続けるを 繰り返し 遺す命を 来世に紡ぐ
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春宵に 夢路を馳せる 天の川 海になる日は 見果てぬ未来
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睦まじい 笑顔を見せる恋人に 心の声で 永久に共にと
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告げられし 別れの言葉 胸に秘め 恋の終わりの 入口に立つ
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八重桜 涙の雨に 耐え難き 寂寞のみを 青葉に載せて
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星霜は 黒毛の君を白く染め 惜別しらす 春のあけぼの
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軒先の 小松の廊下 築(ちく)重ね 重ねて香る 梅も喜寿とは
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冬過ぎて 春おとずれし 恋の花 散るも虚しく 桜は咲けず
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梅の花 鶯の鳴(ね)に 咲き乱れ 寂寞の余に 暇も告げず
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息を呑む 吉野の桜 並木道 歩む未来も 君と共にと
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恋い慕う 君の門出を如何にして 背中で泣かず 笑みつくれよう
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梅の花 散りて落ちゆく 水溜り 名残りも浮かぶ 門松の跡
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港町 春の息吹に抱かれて 頭(こうべ)を垂れる しだれ桜よ
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紡がれる 恋の芽生えに誘われて 胡蝶も憩う 夢の花園
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愛おしい 君への想い抱きしめて 埋もれど芽生(めば)う ツクシのように
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世の人の 苦を知らざれば喜びも 無きに等しき 皆そうであれ
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去る人ぞ いずこへ行くと語らずも 語り切れぬは 訊くと虚しき
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変わりゆく 世の儚さに 日々を生き 三世の轍 残る足跡
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君の名を 帰路につく間も反芻し 夢路で冷めず すぐに逢えたら
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果てぬ夢 追う若人の背を押して 汗も滴る 睦月の港
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さよならと 言える言葉の響きには 永訣しらぬ 人の刹那さ
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慟哭の 白ゆき降らす天の原 我らを癒やす 妙薬となれ
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長袖に 模様をつける雪の華 咲き乱れても 跡も残さず
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