Utakata
登録
Login
あそん123
フォロー
13
フォロワー
23
投稿数
69
よろしくお願いします。
1
2
3
次 ›
最後 »
星霜は 黒毛の君を白く染め 惜別しらす 春のあけぼの
3
軒先の 小松の廊下 築(ちく)重ね 重ねて香る 梅も喜寿とは
3
冬過ぎて 春おとずれし 恋の花 散るも虚しく 桜は咲けず
4
梅の花 鶯の鳴(ね)に 咲き乱れ 寂寞の余に 暇も告げず
3
息を呑む 吉野の桜 並木道 歩む未来も 君と共にと
4
恋い慕う 君の門出を如何にして 背中で泣かず 笑みつくれよう
7
梅の花 散りて落ちゆく 水溜り 名残りも浮かぶ 門松の跡
5
港町 春の息吹に抱かれて 頭(こうべ)を垂れる しだれ桜よ
8
紡がれる 恋の芽生えに誘われて 胡蝶も憩う 夢の花園
7
愛おしい 君への想い抱きしめて 埋もれど芽生(めば)う ツクシのように
10
世の人の 苦を知らざれば喜びも 無きに等しき 皆そうであれ
10
去る人ぞ いずこへ行くと語らずも 語り切れぬは 訊くと虚しき
9
変わりゆく 世の儚さに 日々を生き 三世の轍 残る足跡
6
君の名を 帰路につく間も反芻し 夢路で冷めず すぐに逢えたら
9
果てぬ夢 追う若人の背を押して 汗も滴る 睦月の港
4
さよならと 言える言葉の響きには 永訣しらぬ 人の刹那さ
8
慟哭の 白ゆき降らす天の原 我らを癒やす 妙薬となれ
5
長袖に 模様をつける雪の華 咲き乱れても 跡も残さず
8
初詣 馥郁かおる古都の町 雅に酔いて 春はまだかと
3
夢の中 会うことすらもあたわざるされど慕いし 泉下の父よ
4
切妻の 屋根に憩いし初雪に重ねる旅の 終わり儚く
6
年の瀬を 熱気で包み偉業とげ四海に響く 大和魂
1
受話口に 思い出語る君の声 その嬉嬉に我 訊くぞ嬉しき
3
寒風が 頬に触れたる帰り路で星空に舞う 白き吐息よ
6
朝靄に 浮かぶ古城の美しき裾野に眠る 精兵
3
稜線に 消え行く夕日 明日に発ち 迎えし月に街の星空
4
カフェ・ラテの ほろ苦甘(にがあま)さ 恋と説く 独り身の君 誰に問うのか
6
果てぬ夢 見るも叶わぬこの世なら嘆きの花も 咲くを知らざる
7
恋慕う 君の穢を知るたびに 愛し悲しき これも恋かな
8
永訣の 朝は明日かと尋ねても訊くも虚しくき 色鳥のこえ
5
1
2
3
次 ›
最後 »