あそん123  フォロー 4 フォロワー 2 投稿数 14

日々の機微を詠めればと。

惜世(あたらよ)に 君と出逢える一日は万里の旅路 泡沫の夢 

皆だれも 燦然とした星であり誰かのための 奉仕者たらん 

父母の 姿を隠す春の雲 見えずと慕う 黄昏の海 

高砂の 山の麓の学舎で学び嬉しき 学童の唄 

東風そよぎ 夜空の幕が揺れる度眠り誘うは 蛙の調 

学修め 業を習えど道半ば望洋たる海 泳ぐが如し 

家主なき ポストに溢る紙面から 麦秋しらす 空暇乞い 

下鴨の 社に吹雪く桜花迷える我の 恋文となれ 

大和唄 詠む心には玲瓏と響かん祈り 灯火となれ 

元気かと 笑みを湛えて訊ねても愁色浮かぶ リノリウム床 

飴色に 褪せた愛媛のみかん箱 そこ(底)に眠るは 日の名残かな 

在りし日を 偲びあぐれば 双眸に露と流れし 春雨の唄 

今日という 昨日の明日を知らぬればこの初雪は ひとみ濡らさず  

木津川の 水面に映る薄暮から吐息に霞む 白い暗闇