Utakata
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あそん123
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初詣 馥郁かおる古都の町 雅に酔いて 春はまだかと
3
夢の中 会うことすらもあたわざるされど慕いし 泉下の父よ
4
切妻の 屋根に憩いし初雪に重ねる旅の 終わり儚く
5
年の瀬を 熱気で包み偉業とげ四海に響く 大和魂
1
受話口に 思い出語る君の声 その嬉嬉に我 訊くぞ嬉しき
3
寒風が 頬に触れたる帰り路で星空に舞う 白き吐息よ
7
朝靄に 浮かぶ古城の美しき裾野に眠る 精兵(しらげつわもの)
3
稜線に 消え行く夕日 明日に発ち 迎えし月に街の星空
4
カフェ・ラテの ほろ苦甘(にがあま)さ 恋と説く 独り身の君 誰に問うのか
6
果てぬ夢 見るも叶わぬこの世なら嘆きの花も 咲くを知らざる
7
恋慕う 君の穢を知るたびに 愛し悲しき これも恋かな
9
永訣の 朝は明日かと尋ねても訊くも虚しくき 色鳥のこえ
5
秋霜に 青葉凍(あおばい)てつく松の樹よ その生き様を 人にも問うて
3
別神(ことあまつ) 神世(かみよ)にいづる日の本に 久遠の祈り 弥栄となれ
2
かくまでも 醜き国となる成れば 散り行く人の 涙も枯れぬ
3
秋の空 速さ補う風の押し駆けて駆け抜け 狙うは一位
3
秋晴れの 木陰に憩うミソサザイあと一月も 見るは叶わず
4
買い替えた 寝具の上で微睡して 見るも叶わず 邯鄲の夢
4
人の背に 影を落とす苦しみを なぜに木枯らし 拭い飛ばさん
2
健康の 維持にとサプリ摂り続け 寝床でくぐる 紫煙は止まず
3
昔日に 泉下の客となりし君 濁酒でも 交わせないのか
2
君を知り 知り求めるもまだ知れず 知りとて変わる 人の心よ
14
散り紅葉 散歩道さえ紅く染め 君と歩んだ 月日も偲び
7
白月が 川瀬のすすき金色に 染める雅な 趣き咲かせ
3
窓越しに 揺れ動く身を背に預け人垣避ける 小春日の影
5
君想(きみおも)い 既読の付かぬ苛立ちに 画面も凍てる 眼差し向ける
2
赤とんぼ 彼岸の花に身を染めて かわたれ時の 鳥居となりぬ
8
祖父の背が 語り尽くせぬ言の葉で 秋の並木に 彩りを添え
5
歳重ね 幼年期から追憶し 残る思い出 無始無終かな
2
悠久の 古式行かしき和の文化 茂り増さると 聞くぞ嬉しき
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