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冥界の狗よ赦さむ 泉たる
朕
(
わ
)
が友は漏る
盃
(
はい
)
を掲げよ
3
この部屋にすべてをおれは
所有
(
も
)
っている?―――部分的にそう(見つけられない)
2
冥府より出しがごとき濁流も拒む堰なき海の泡沫
1
このことはおきてしまったことなればもう戻らないもう戻らない
0
公園は犬と子供とサークルとウイルス対策昔のけしき
1
楽しげに子供集いて遊んでる日常止めたウイルスの午後
0
出立の朝に綻ぶ味蕾にはグリドルくらいがちょうど不味いよ
2
道、
黙
(
もく
)
してシーシャの騒ぐ水のおと深夜映画の銃のおとだけ
1
「カッコつけ なりたくないが どうしてもカッコつけちゃう」
カッコわるいな
(
カッコってなに?
)
3
画面越し花見に興じる人たちを虚しい思いで眺めるこの春
3
母
出
(
い
)
でて畳こすれるひざの音氷のパキパキわれる音だけ
0
あかんなあ。レンジで炊いた米二合 胃に詰めて また、昼や、昼。寝る
6
私の愛に「いいね!」という名の手垢をつけるな
1
散り急ぐピンクの切手風に舞いあなたの髪に届くといいな
2
カンピョー巻き父と二人で食べにけり 「素朴な味が一番だ」徒云い合う
1
冷蔵庫のブゥゥンとうなるモーターが
吾
(
あ
)
が心臓の音に重なる
2
きってみろきってみせろよきりましょうタイムカードで一刀両断
2
片足に引っ掛けられた下着ゆれ揺れにあわせてサルサを踊る
3
黒髪の乙女になれどおともだちパンチは依然使いこなせず
2
壁掛けの
Schadenfreude
(
ゴハンのお供
)
憎らしいお前の貌を西日が燃やす
2
大雨の降る日の川が突然に見たいとはだかの君言いし夜
1
君の体表をコインで削ったら登美彦のヒロインが出てきた
1
「死の開花信号受信しました」と答えてさくらはじめてひらく
2
ぶちまけたフローリングの白ごまも再来週には芽吹け、と笑う
6
乱世にて救世主の徒が現れて 桜の小学生清められたり
1
知っている 明けない夜がないように沈まぬ昼もまたないのだと
3
照準が満員電車でゆれていても乱射しちゃうぜ恋とマシンガン
0
泣きやめば夜明けのそらに星ひとつ睫毛のさきからやがて眠くなる
7
ごちゃごちゃのカバンの中の桃の
香
(
か
)
のハンドクリームつけてにぎる手
4
早起きのケサランパサラン窓の外Aquariumのメダル筐体
1
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