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突き詰めて言えば「自然」がほとんどの人の苦痛の原因だろう 

輝きて緑充ちたる地の上に永久に異物としてあれ人よ 

日常をちょっときらめかせるために言葉を使いたくはないんだ 

人だけに言語があるとは思わぬがあいにく人語しかわからない 

ダンゴムシにも個体差はあるらしくなかなか逃げないやつが一匹 

アバターがいくつできても一個目のこれが消えてはくれないわけで 

気づいたらこういう形になっていた、としか言えない。残念ながら。 

進化にも美にも目的などなくて 薄荷葉虫の翅の斑点 

独りであるために必要なものとして、他の人間・そこまでの距離 

しかたなく結婚していた人たちの子の代なのだ、まだ、と思った 

家族とか恋人とかになりたいと言わない人とだけ付き合いたい 

題材として便利なのはわかるけど恋が歌われすぎでうるさい 

循環はしていないはず 毟っては直線時間に置き直す「春」 

人が猫のように見えていてもにゃあ、などと鳴かなければごまかせる 

赤々と西日に光る窓があり中にいる人がそれを知らない 

人が消え病は残る……わけはなく、言葉も所詮人ありてこそ 

ウイルスになりたい。「どこで聞いたのかわからないけど知ってる」歌に。 

人間は番いを好むのか否か見れば見るほどよくわからない 

鳥の巣が邪魔だと言われ破壊した 中はずいぶん温かかった 

少しばかり地軸が傾いてるせいでこの時期にだけ咲く花の群 

滅亡は過程を考えるにつれて救いっぽさがなくなっていく 

無神論者なので創造主ではなく所詮は人を責めるしかない 

西空が赤から黒に変わる間に割り込む黄緑のような何か 

食って寝て出さねばならぬこのへんを進化でどうにかしろよ体よ 

歪みのない人間ばかり見ていると世界が歪んでくるのでよくない 

人よりも大事にされる猫がいて、少し寒いが暖かい日だ。 

意識なき人も人なら陽に揺れるあの葉もある程度は人らしい 

目覚めれば「汝の価値」はあると歌うその根拠なき信を愛しむ 

恋をするとかいうバグを欠くこともまたバグらしく、とかくこの世は 

千年後にも雨は降り人間は傘などさしているのだろう……か