Utakata
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鷹上 鏡也
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はじめて不老だけじゃなくて不死の薬もほしいと思った 春の夜
6
薄く伸ばしたバターの香りの原石をルースにしていく型抜き
3
両手に花じゃなくて両手でキミを抱きしめたほうがその分幸せ
7
湯気と注がれたカップの波打ち際 砂糖の砂浜 琥珀色の海
8
なぜ教えてくれなかったの、電子レンジの加熱が冷めやすいこととか
5
息も浅いような刻の隙間には還りたくなる水の中へと
5
トースターとコンロの微かな橙 漏れる灯で窓を眺る
10
天秤にかけるは息を吸う
暇
(
いとま
)
と思考を放棄する
忙
(
せわ
)
しさ
6
今、朝か夕かもわからないのなら現も夢になればいいのに
6
枕元 スポットライトを一身に集めて乾いたページをめくる
6
モニター越しの君にカーソルで手を振る目が染みるブルーライト
4
仕事もお金もただの肩書きと紙に成り下がる終末を待つ
3
黒髪を内側から覗く キューティクル越しの虹に目を細める
3
もう一度、今度こそ、これが本番、奇数の花を手折ればいいのに
4
終わりは必然なこと、観測のできない人生があること 世の常
7
ボディーソープに見出したパールを爪へとのせるマニキュア気分で
6
二杯目の紅茶を冷まし飲むだけの意味のなき有意義な夜ふかし
9
海行きの散歩力尽き河川敷ベンチから望む
現実
(
リアル
)
の油絵
6
呟く「何者かになりたい」ビジョンだけは立派 口だけ 欲だけ
4
青々とした黎明も朝疎み顔を曇らせ涙を堪える
3
白玉の脳みそになる日もそう遠くはない剥がれ落ちてく記憶
2
春の太陽 春の風 春の匂い 過ぎゆく冬を惜しむは僕だけ
10
息の吸い方も忘れるような、凍える白くて青い
或
(
あ
)
る朝の日
5
用もないのに暗闇に浮かぶコンビニに釣られる蛾だなわたしは
5
夜がふけるまで朝がくるまで点いたまま豆電球 ベッドの明星
3
魚の皮を剥いだオーロラの美しさをチゲ鍋で知るなんて
3
許しを乞わずとも、はじめから僕は君の全てを赦しているのに
2
私 一億年後にはオパールになりたい オパールの肋骨 うふふ
3
フォロワー! あなたのことが好きなのは惰性じゃないよ 慈愛からだよ
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かき氷のための氷を作るのは明日もまだ生きてゆく予感
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