春旱 草も生え無き我が畑 砂を巻き上げ春一番吹く
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雪どけの庭に陽の射し蝋梅の蕾はや黄にふくらみにけり
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苦手だわ 柚子の香りの 飲み物が ほっとゆずとか バスクリンだろ
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減税と支援金 その場しのぎで 縁下りし自由は唾棄すべき
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日々がまた 劇的なれば 根が腐り 旬が消え去り 路頭に迷う / 安寧そして …
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無駄のない 言葉で書いた 長文は 長さを感じず サクッと読める
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差別化は 機能を付け足す だけじゃなく 機能を絞る ことが重要
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鳥が奏でる流行歌 山茶花(さざんか)から椿 紅梅 次は何処
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黄昏れの 夢を探して 幾千里  明日へと続く 光りを探す 明日を待つ間に 春の芽を知る
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雪吹雪 枝垂れる 寒椿  花の舞い散るや くれない滲む 雪の間に
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おじさんが 新聞歌壇に 送ってる 世相皮肉る 川柳短歌
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冬陽射し 山の背なだれ 白煙 滑り轟き 雪嶺(ゆきね)静けし
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しろい朝 霧吹き曝し 雪の華 冬の陽射して 木の影揺れる 白拍子
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春浅し 花こぼれ散る 枝垂れ梅   おぼろ月夜に夜の影朧
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風さやか 山(嶺)ねすずしや 夏盛り 陽炎立ちて  去(い)ぬ後ろ影
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新機種が 出るたび機能が 加わって スマートフォンが デカくなってく
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みこがねこ めがみのめがね すがたみて じゃきがげんきに にんじゃもにんげん
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黄泉路より呼ぶ人あれば逆まきて平坂捲きて返す平坂
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雪深き ときはもういい 終われ冬 思うが減ると 寂しく想い
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人知れず 泪に咽ぶ 横顔に 胸に満ちくる 君の優しさ
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「お春さん」 四季折々を楽しみたれ 「お秋さん」にも伝えられたし / 温暖化二季化
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声高に いや冷静に 台詞読む サナエノミクス 誰の台本
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チャリ通にエコな手当をしてあげて痛いわパンク八千円よ
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だらしなく開いた花弁のすえたような甘さが満ちた剥き出しの春
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湯たんぽを 胸に押し当て 心臓を 二つに増やす 冬の寝支度
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春三日試した後の冬びより早速「寒い!」が口をつく朝
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なぁ悪魔、助けてやりたい人がいる。私の命で手を打ってくれ
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虫けら一つ疋 撫でやうとして 殺して了ふ
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戻せない麗しい日々笑う声この平穏も奪われるのか
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甘い酒を飲んでる君と私の 日々はもうない 頼む角ハイ
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