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魂よ どこに行くんだ 最後には 體を離れ 消えゆくさまよ
9
踏み入れば三三五五に散って行くばったの羽音
精霊
(
しょうりょう
)
が舞う
10
納豆を食べてうがいをしない部下
(
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
)
人づてならで いふよしもがな(人づてでなく直接言いたい) 063/100 左京大夫道雅
13
スマホには やたら来るよね Uberの すぐに頼めぬ 年金まだよ
4
寒紅を差し越前の和紙を漉く 息を凝らして明日へと紡ぐ
12
雲路へといざ飛びゆかん浮寝鳥 銀河の岸へ翼広げて
5
危ないよ 杖を使えぬ 老婆いて 思わずかかえて 重さにびっくり
8
喉元に沁みる一滴新走り 辛口のキレ五感ふるはせ
6
木立の陰ひっそり佇む山野草 ググりてその名を記憶に留めん
21
試合ない メジャーリーグ 寂しいね でも歓声が 運動会だ
5
茜さす影絵となりし子守柿 母の背中へ夕日がにじむ
8
ガウディの尖塔に射す三日の月光のアート夜に浮かべり
4
我々が
三十一文字
(
みそひともじ
)
に 綴りしは 日々の機微から
宇宙
(
そら
)
の果てまで
9
秋霖のあとに二輪の山吹の時を違へて咲く「花のみち」 /宝塚
13
切り株の穴に潜める梟の虹彩光る橙色に /アナホリフクロウ 10月10日「目の愛護デー」
12
「見えぬ目の方の眼鏡の玉も拭く」心にしみて書き留めておく /日野草城無季句
12
チビ猫は キャップあそびも すきなのよ ペットボトルの キャップけりまわす
22
秋風にその身を預け羽ひろげ 舞たちそうな
白蝶草
(
ハクチョウソウ
)
の群れ
22
偶然に湯船入れてた偶然に布団干してた救われる夜/ひどく疲れた日に
18
クリームだ カニだと言ってる 親子連れ あの雲のこと? パオズじゃねーの?
5
街路樹の 名前も知らず 生きてきた パシャリ
AI
(
エーアイ
)
ハナミズキと知る
8
遅れてきた夏百合ひとり 広野にすっくと立ちて 秋の陽迎え
19
秋高し まだ刈らぬ田の 黄金衣は 畦のススキと 袖振り交わす
11
いまひとつ お店みたいに できなくて それが良いのよ 家のチャーハン
7
いつもより 遅い時間の 朝食に 野菜たっぷり ミネストローネ
16
この薬 眠くなるかも しれません 聞いた時から なぜか眠たい
8
髪型を 変えたんですか?と スタッフが クルクルパーマを イジる言霊
4
ゼロカロリー すべてがゼロの 500ミリ 俺はいったい 何を飲んでる
8
晩飯の 前に食うのは なんだけど 乾いた夜に 倍ビックマック
6
ステントの デカさに医師が 驚いて なぜかそこから 一目置かれる
4
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