Utakata
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美乃
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誰しもが歩いてゆく いつであれどこからであれ 終わりの始まりを
11
もう少しここにいたいと望んだら 世界はどこか変わるだろうか
14
姿なき今宵は月が底なしの心の闇を照らしつるかな
15
うつくしいものを見たいと乞い願う私は醜い
貌
(
かお
)
をしている
13
楽になるために赦すのか 眼の前をただ茫漠と暮古月逝く
15
弄
(
もてあそ
)
ぶ
縁
(
えにし
)
もて子をいたづらに苦しむるとも知らで老いけり
13
どうしても現れるといふならば代わりに私を消してください
8
勘当を失言と言ひ繕ひし父よそれを失言と云ふ
11
墓前にて頭を垂れる父の背にこの
二十年
(
はたとせ
)
の星霜の積む
19
堕ちてゆく枯れ葉は歌うピカルディの三度のようにどこか明るく
7
善悪などとうの昔に手離して もう少しだけ軽くなりたい
12
葉が落ちる それだけのこと それだけが いまの私に分かるすべて
7
夢であれ現実であれ
睡
(
ねむ
)
らせてくれるのならばどちらでもよい
9
その先へ往きたいのだと
誘
(
いざな
)
ってやまない銀のまぼろしたちよ
8
終わりまできっと読めない 世界から長い手紙をもらったけれど
16
語らいをためらいをそして歳月を その手と共に重ねたかった
13
言葉になる前からそれは 言葉には 言葉にだけはなるまいとして
10
誰からも忘れ去られてここにいる そんな行く末を願ふものたち
13
手離してしまったものの温もりをいつまで憶えていられるだろう
19
ひとつまたひとつ消えゆくあかつきの空の最後に殘る願いは
19
遠くまで来てしまってから気付く これは誰かの物語だと
16
かの青に染まずたたよふしらとりのかなしみをふと見たような気が
16
終わりなき夢があるならわたくしのかわりに
永遠
(
とわ
)
の夜を睡るひとへ
11
すべて世は
黄昏
(
たそかれ
)
の中 おちてゆく言の葉に游ぶ音の葉に游ぶ
16
Piazzollaの不意に流れて
燻
(
くゆ
)
りたつ かつて踊った時のすべてが
9
言の葉も思いも尽きて殘るのは そこにあなたがいたということ
21
いさよひの月にたづねる わたくしは眠りたいのかそうでないのか
10
月と夜と海の歪な均衡を 誰が真っ先に破るだろうか
8
月だけに聴こえる聲と 月だけが知る言の葉で 海は呟く
21
非通知といふ手ざわりのその下に あるかなきかの人の心は
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