時はない お願いだから 目に留めて 怒り抑えて 手紙に託す
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かなり前 キミに送った ラブレター 荷台に揺られ もう一度読む
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課長四人 いつしか話題は 板挟み 中間職の 永遠テーマ
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家中の 扉と窓を 開け放ち 陽とさゑづりと 南風はゑ呼び込みぬ
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この国に不平不満はあるけれど不平不満を言えるだけまし
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手を洗いそこで拭いてもいいじゃないズボンは男のハンカチだから
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延命の治療は要らん 終活を始めた母が団子食べつつ
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おもしろい話を聞かせ良い曲を教えてくれる良い奴ラジオ
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「いいね(♥)」より 幾人見たか 知りたいと 儚き思い ずっと前から
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御しがたき 野馬(のうま)のごとき 激情を なくして知りぬ 老いの淋しさ
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また逢う日 決めず別るる その意味を 言(こと)にはいでず 駅に別れぬ
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初めての 骨髄穿刺 逃れえず 嵐のごとく 恐怖渦巻く
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何クソと気張る力はへと抜けていまだこの手に掴まれぬウン
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短文で かつ一度でと 君は言う 事務連絡じゃ 愛が足りない
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腕に見るはんこ注射の接種跡あなたは神ではないのでしたね
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野外飯 こぼれるゴマを 空からの 贈り物とて 運ぶ蟻たち
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岩が根に佇む鷲のまなここそ山のあやかし天狗なりけれ
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劇的に膝が治ると思わんが歩くはやさを何とかしたい
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大盛りの飯を一口喰らうたび減っていくのがこんなに悲しい
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そのへんに ねこの姿の みえぬ朝 それぞれお気に入りの箱にイン
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木漏れ日に鳥のさえずり午前9時クーポン券の期限は待たず
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厚化粧 盆暮れパーマの オバサマが 大阪で生まれた 女やさかい♪
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献立のノートに天気·気温書き赤ペンで残す「初の真夏日」/去年より十九日早いと
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旧友と 飲みしひと時 一瞬で 昔に戻る 笑顔が語り
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「万物の起源は白いお餅です」彼の戯言は呪いとなりて
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破れてた網戸張替え出したから冷房つける言い訳があり
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電器屋のチラシのエアコン堂々と買えとばかりに自信ありげで
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シルバーが車椅子二台運びくる介護の義姉あねと付き添いの義姉あね
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立ち回り奴らの組じゃ悲劇だしかと言い今も快適じゃない
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郊外の やみあかりに 火取虫ひとりむし  都心うごめく 人よりきよ
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