音なき夜香り纏て寝そべるは深海魚のよう夢をただよい
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漆黒の夜に堕ちゆく星たちの終着駅は何処にあるらむ
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幻の 山から響く 山彦は 時さえ超えて 私揺るがす
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花束と釣り具を抱いて両親の微笑む空へいつか行きたい
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鮎を釣り振り向き笑う九十の師匠の顔は少年のまま
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橋の上沢山の子が振りし手に応えて笑みの眩し鮎釣り
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夜の闇の場所を移すと駄々こねて花実は付かぬシャコバサボテン
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一枚のチョコを湯で溶き火に掛けてカップに注ぎウイスキー落とす
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寂しさを隠すテラスに満つ花のお世話で逆に目立つ独り身
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来年もまた逢いましょうすぐにでもキンモクセイの匂いまとって
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秋の空鳴らないラッパ鳴らないなラシドレミファソラシドレミファソ
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ナチュラルな引きに恋して旬を食む釣りの一生「ひとお」は永き幸かな
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独り身の寂しさを聞き微笑みの大輪菊が我を隠せり
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目は見れど声にしがたい「首ったけ」 喋るにはまだ 全てが足りず
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水槽の鯵と鰯の模様照る歩道に強き西日当たりぬ
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自転車が頭脳に騒ぐ五秒後に飛び出すチャリにカブを止めたり
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貴女には 幸せになって欲しいです。 俺とではない。 運命ではない。
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返信は無駄と分かって いながらも 馬鹿をする俺 既読は付かじ
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中坊で惹かれ北欧スゥエーデン フリーセ〇クスとやらを誤想(題/ゲス歌)
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宅配で 届いた荷物 段ボール 猫が気に入り 今も開けれず
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触れるたび 上に下にと 揺れ動く 按摩の終わり お疲れ様と
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通り(「「徹」」)ます 多摩川(⬅玉川)沿いの 「橋下」(⬅)を 熱くてズレて したたかにして 
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朝昼の温度差ありの戸惑いも秋の証よ仕方なきかな
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秋空に 雁が点線 引いてゆく
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秋の月 ノートの隅に もうひとつ
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露草は 空の雫を 飼っている
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金の花 鼻の奥にも 秋ぞ咲く
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好きじゃない そう言うくせに 目で追って 目が合う前に 見下ろすネイル
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髪を切り 昼間の暑さ 耐え忍ぶ 夏まだ終えぬ 秋はまだ来ず
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おでこだけいつまで経っても思春期の名残のままでティーンエイジャー
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