満月の日に降り注ぐ月影は この身隠れることを許さず
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死ねばあなたは悲しんでくれるかと考えぬくらい愛している
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月の形は変化する。それなれば、人の心を信じてよいか
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満月の夜に隠れし、太陽の。裏側知れど、月影居るか
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わたしのことを愛してください。 わたしが植物なら、あなたは水。
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雲の間の満たされないこの寂しさ、ああ短歌が捗る捗る
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あなたを想うと、なかったはずの穏やかな愛情が芽を出すのだ
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あの人に私の言葉が届き、"これって私のことだ…"ってなれ
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生きることとは自分を痛めつける行為にしか思えないんだよ
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金髪をやめないきみとのカラオケにこう生きたかった人生を見る
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私はもう満足していた。あの寂しさくらいならキスで十分
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あなたの生息を気にしすぎてスマホで酔った
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外出れば追い風が背中押し出して高速道路の真ん中に立つ
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わたしが寂しさを覚えるから、遠くの星があんなに暴れてる
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夕立に 君は先立ち 虹が立つ 凪いだ空に 憂を口遊む
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暑いねと話しかければ沈黙を蝉の声だけ三点リーダー
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心配と理性と寂しさと唸る心で、とりあえず心配を
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昼はまだ蝉が唄うが夜の部は蛙に秋の虫が交替
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立秋はやはりほんとだ猛暑でも芙蓉が開き虫が鳴き出す
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戦争の『過去』を放送しなければ『現在進行形』になるから
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一人きりベンチに座り背をただし「そいつが俺だ」とメールを入れる
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8並び ふふふと笑い 空見上げ 隣駅まで パチパチ拍手
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米の値が下がり始めて誰か泣く電信柱で蝉が鳴いてる
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気がつけばベッドの上にをるタヲル ひんやりと妻の温度を感じる
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2分後に返事してすぐ既読つくずっと1人にさせてごめんね
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シャンプーと歯間ブラシが底をつき散歩キャンセル出来ぬ日だった
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濡れ夜道 尾を引き走る 街灯の 光に我は 彗星を見る
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馬鹿だよね 他人を信じて 騙されて 信じられない よりはマシだよ
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傷探し治っているか触れてみてまた疼き出し持て余す夜
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駅裏に 高層ビルの 建つと言ふ 空き家を襲う 開発の波
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