天下の険 湖畔の鳥居 湯に秋陽 ほぐれし空気 連れに似たりて
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朝まだき 亡父(ちち)の最期を夢に見る 慙愧(ざんき)の念かはたまた思慕か
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道ゆけば そこかしこに 花芒(はなすすき) 汗ばみつつも 香り立つ秋
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頻発のデータ流出背後にはヒトなどなくてシンギュラリティじゃね?
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眠れない 夜更けの空に 言の葉を 星座あやとり 短歌に紡ぐ
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気の早い銀杏はいくらか散っているまだ半袖の散歩途中に
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口つぐむ 萎む心を 握りしめ 言葉と傷は まだいえぬまま
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くたびれた ベルトの穴を ふと眺め 今年は2つ 外へとずれた
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男って 本当バカよね 男って キーホルダーに 龍宿る剣
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Gカップ? 合コンなんて 行かないよ 予定確認 経路検索
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其々をあぢはふほどに急かされて返歌心にしたためてをり
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欅葉に碧き光のふりそそぎ言の葉色に染みはじめたり
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残ってる母は卒業ライフリーいずれお世話になる時を待て
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若者の溢るる熱気ともしきや 若き日重ぬ孫の学祭
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転所する義姉(あね)の施設の契約書 積まれた紙に黙ってサイン
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両親と両親並び四人居る仏壇の下われの寝ぐらよ
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宇宙からこぼれ落ちたる星屑は地上の銀河星草になり
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宵待ちに浮かぶ横顔ペーパームーンえくぼか涙どちらか見せて
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田子の浦かりがね堤つづら折り暮れゆく茜、鴻雁来
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還暦の同窓会のお知らせに身体と気持ちのせめぎ合いかな
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この店の 味の秘密は マヨネーズ 半年寝かせた 瓶入りのヤツ
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秋の気に 青紫(あお)く朱(あか)く サルビアの 花穂色濃く いよよ冴えたり
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ひっそりと消えちゃうぐらいならいっそ ここで弾けて花火みたいに
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陽だまりの 芝をそよがす 風の跡  トンボ引き連れ 空の道ゆく
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今朝の予報 見らば爽快 皆と待ち焦がれし 秋の晴天満点
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折畳み傘置き 雨靴を仕舞ふ 待ち焦がれたし 秋晴れ通勤
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秋日和 見下ろす麓 ふくよかに 息吐ききれば 思い届かむ
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君は今日一度も泣かず登園できたママに手を振る誇らしき朝
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人生をくしゃみと共に生きている鼻水太郎此処に見参
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90に近い母見るお気に入り「上田と女が吠える夜」/テレビ
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