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これは蛾だ蜂じゃないぞと言い聞かせ スズメ蛾遊ぶ野花を遠巻き
14
コオロギかそれともGかあの黒いどちらだとしてまだ元気らし/寒いのだが
18
災害と誹る風には波立てど広瀬の川はいまをたゆたふ
7
一瞬の水滴が見えカメラ越しシャッター速度水車は回る
20
スズメ蛾を蜂と見紛うへたれゆえ 5メートルほど飛び退いて見る
14
秋風に揺れる実ひとつそっと触れ想い果たせぬ林檎の気持ち
20
ここにいちゃだめなんて言わないからその心臓の縄をほどいて
6
人付き合い実は苦手なんですと言いたい気持ち言えない空気
5
信号が青だからって走らない走れないしね膝守るため
25
秋刀ぴかぴか光る魚市場モップでワックスかけたやうな
7
高校生カレシカノジョが手をつなぎ登校するってあゝ時代だな〜
22
卵かけご飯やさしい金曜の今座ったら溶けていく朝
5
深夜まで
実家
(
さと
)
の思い出語り合い一時娘に還る三人
28
笑い声 聞くたび妙に嬉しくて 君が笑える世界がいいね
10
足運ぶ ことなくなりし 映画館 全米が泣いた
!!!
廃語と 化しき
8
寝不足と 疲れと共に 眠らせり 揺るる車両は ゆりかごに似て
29
昨日まで出来てたことが出来なくて嗚呼お別れと思う日と日と/日々毎日都度都度
17
思い出より 外の空気は 冷たくて 急いで一枚 余計に羽織る
8
家ごとに待ちたる猫は決まりたりドアの開く時間あくびして待つ
15
朝歩き 空と雲とが溶け合って 澄みゆく外気 秋真っしぐら
20
この痣が消えるころには告白もなかったことにされるのだろう
5
窓ガラス映る瞳と目が合えば 朝の光に染まる横顔
15
朝焼けの車窓眺めるふりをして 見やるは手すり掴む白き手
10
いい人と思った日から恋してた でもね君の眼はいつも
同人
(
どうじん
)
25
日に七度もコールサイン換へ飛びきたる頭上の機材に「おつかれさま!」と
7
ukiyotozotsunagaruitootachikiritetobitonarinamukumonouemade
3
カーボンは 鏡の中で 反転す 四本腕が 悪いんやでぇ /kemi
6
リモコンで オンオフさせる 機械達 光使うが 遺伝子ないで /fysiologi eller medicin
6
神岡は 氷に負けた 今回は 純水ほうが 先なんやどぉ /fysik
5
蒼天へ真白の八重の酔芙蓉 ふわりなでゆく蜂と秋風
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