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猫母のロリコスプレに首かしぐ 「猫だまし」とや人は言ふらむ(「猫だまし」は、相撲の技)
17
爺ちゃんはこよなく僕を愛してる。そのことだけは忘れないでね
20
底に着くそのまま窒息する前に 夏至に向かって浮上を始める
17
刺し子模様 ひと針ひと針色重ね 無心の先の華やぎが良し
37
日が暮れる冬至に向けて下降する もうすぐ足が底に着く頃
26
南天の実が欲しくなる 冬の夜 魔除けなるべし 魔除けなるべし
27
精算が終わりましたの音声が師走の空に虚しく消えて
20
冬を耐え花を咲かせよ林檎たち陸奥に明るい春を呼ぶため
40
幾筋の水の滴り顔を撫で呆然と見る浴室の鏡
8
歯科に停められた車は全て白 差し歯するごと吾も駐車す
36
車のみならず顔面初心者のマークを付ける 大目に見てよ
24
我の波ザブンッと人の心折り本音じゃ生けない日本の浜は
20
散り際と 緑葉
裸木
(
はだかぎ
)
疎
(
まば
)
らなり 時間差の不思議 並木の
鴨脚樹
(
イチョウ
)
25
机椅子ノート鉛筆おともだち みんな壊れたみんな壊した
11
掘りてなほ砂に埋もれり歌の果て溜めた息なら砂漠の空へ
20
小説を 書いてみたいと思うけど 書き方調べる 私は不向き
14
ひざに乗る ねこの
しふく
(
至福
)
の顔を見る トイレもゆけぬが ひとときこれで
23
僕の夢 君だけがいて 微笑むと 僕はめざめる 恋に落ちる朝
7
真っ直ぐな瞳で見れば澄む未来 心に鳥を悟りの境地
21
遺書にするつもりだったが内容がボカロ曲の歌詞みたいで萎えた
7
チビ猫の 棚の上くるくる 撮りたいが ちょっとだけ背が 足らぬのだなぁ(159センチ)
18
カリカリと もっと食べなよ ちま猫ちゃん せっかく体重 すこし戻った
21
ちょっと捨て哀れを外から眺むれば崖の上から戦場ヶ原
13
無法陣 哀れに堕ちる心たち 濁る瞳はギタギタ笑い
11
吾
(
あ
)
が慕ふ年長の友らおしなべて老ひの翳りを纏ひて寂し
23
まだわたし道を聞かるる人にあり冬海岸にほのと
南風
(
はえ
)
立つ
48
「井戸水の方が温かかったのよ」ごぼうを洗う祖母が呟く
17
もし僕が消えたとしても貴女ならきっと誰かと笑っているさ。
13
出かけたら行きも帰りもバス逃し次は逃さぬ金運だけは
8
ババ抜きを一度も負けず終えたけど 運は仕事にとっておきたい
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