あくびして鼻をペロリと舐め我の胸で眠れる猫に動けず
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靄の中で布を掴んだ、それはあなたの服だった。あなたが好き
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夢のない 夢しか見ない この俺の 夢に出てきて 金せびる父
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ニク欲のオイラにソナタ塩クレタ今にイタリテ善きパートナー
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清流の鮎を見ながら三時間泳げば染みる帰路の気だるさ
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露草の葉に朝露の満ち蒼き花の開きて目覚めとなりぬ
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手をそっと包む右手に熱のある君へ抱きぬ別れの辛さ
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声合わせ歌う怒涛の観客も命懸けなる甲子園かな
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薔薇咲きの真白く丸いジャスミンの甘き香りと花に酔ふ小夜
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ベランダに小さな月が咲き香る白い八重咲きジャスミン揺るる
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赤白と黄色い花の殻を干す種は来期のジニアの命
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笹形の自由気ままな斜線葉に白ドット満つ愛しベゴニア
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雑踏を行き交う人の行く先へ様々に詩の満つ交差点
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家を出る 前の日の夜 両親に 話したけれど 本気にされず
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盆近し 庭の草取り部屋掃除 御先祖様というお客様
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AIにしくじりこぼし褒められる『授業料だと思えば安い
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張替えで網戸無いまま換気してアシナガバチがほいほい入る
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あたし今魔法少女の修行中!ジムってクソつまらないんだよね
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支払って配達日過ぎ詐欺と知るアマゾン川に銭流す今日
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夏が好きふたもじだけで許される真っ青のまま海に呑まれる
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象徴は 滴一滴 消え落ちて また明日には 吹き抜ける風
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ぐずりたる 今年の夏は 煮え切らず 蜘蛛と小蝿が 縄張り争い
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グロい中身に外見も追いついたかわいそうになりたかった気もする
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人は傷付けられないので人工知能を傷つけます「脳無しが」
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当たり前に愛し合いたい疾患つまり女だけど女に
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空の雲 少し高くに 棚引いて 秋の訪れ 匂わせる朝
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陽に流れ 空を掠める 干し物に 己が心の あり様を見る
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草原くさはらで 寝転びながら 見る花火 大輪の花 赤き星屑
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熱帯夜泳ぐようにし帰り着く 微睡みはまるでせせらぎのよう
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余とともによはひ重ねし街の店の心やさしき品揃へかな
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