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愛そそぐ君そのものが愛になる君への愛が自己愛になる
5
I
T
の
O
B
らしきご高説 じわりじわりと
A
I
の波
11
「ミラノ風ドリアはミラノにはない」と<北イタリア通>を装ってみる
16
生
(
あ
)
れし時
逆
(
さか
)
ひて浮かぶシャボン玉追ふ子の指もふはりと
躱
(
かは
)
す
10
立ち姿 後ろ姿に 人となり 娘の言の葉 ふと降り来たり
22
嗚呼今日は寝付けないなと呻吟してる夢を見た爆睡の朝/スッキリ
20
扇風機回る窓際まどろめば 過ぎゆく春の 夢にとろけて
14
バタスタが 通り過ぎて プロテイン バナナンバナナで 空元気チャージ
8
地下鉄の蛍光灯が線状に走る 誰かを串刺しにして
8
ゆくりなく
美々
(
びび
)
しき花の 足下に 咲く天命を 日々楽しめり
16
黒歴史まるめてスタバのゴミ箱に 今年初めて空気が美味しい
12
「【いかり】はね反対から読むと【りかい】だよ」世界平和に詳しい小四
19
ボール追う子の靴下は穴まみれ「金魚すくいのポイの最後か!」
6
雨上がり 小さい頃の 神様が 舞い降りてくる
梔子
(
くちなし
)
の庭 「やさしさに包まれたなら」
8
紫陽花の 庭の足元 アマガエル 一年ぶりの 再会に笑(え)み
9
たこ焼きでご飯食べるのジョークだと思っていたよ来て見るまでは
13
雨雲の
来
(
こ
)
ぬ 束の間の宵待月 寝る間も惜しむほど
明
(
さや
)
かなり
29
少年は そっとつぶやく 母上と 杉のこずえに 星を見上げて 「一休さん」
9
立錐の余地なく集う信者らの ハッジの祭(メッカ)のトイレ事情は?
15
新聞に載りし早乙女 田植え歌 後ろに山並み あぁ良き時代
35
何にもない 大地にゴロンと 寝転ぶと 星には夜と 朝がまた来た 「はじめ人間ギャートルズ」
9
枯葉散る 白いテラスの 夕暮れは わたしが愛に 包まれたとき「天才バカボン」
10
私は目覚まし時計に名を付ける 「カナシミバクダン」そのまんまなり
14
早起きは 苦手だったが いつのまに 夜更かしよりも 得意になりて
8
味噌汁に茗荷の入りて夏来たる 露地の畑に枝豆太る
34
露の朝 行けない理由探してる 行きたい気持ちを 墓へ納める
16
そこここの隙間から湧くチビ蟻よ アリの巣コロリを持ちて帰えらむ
14
梅の実が コロコロこぼれ 通勤路 昨日はポツリ 一粒の朝
24
エンジンをかけ直したき日のある 止むるを躊躇ふ ポンコツなれば
16
コンビニで テールランプを 見送れば 吸い込まれていく 深海の底
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