遅なきの セミの鳴き声 青天を つきて響ける ツクツクボウシ
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神鹿の眸(め)に吹き抜ける秋の風 耳をそばだて何を聴くらむ
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散る紅葉舞ひて哀しき空の青心知らずや鳥のさえずり
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雨濡れし Map渇きて 歩き出す 二人寄り添い 傘を畳まん
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故障でもも少し早けりゃいいものを充電したてこのツキのなさ /捨てれない
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良い朝の良い従犯(じうはん)となりませう怪しきリトアニア産のシリアル
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車窓から紫陽花がまだ咲くを見て小さな奇跡を見たような朝
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真っ青の空どこまでも広がりてこの喧騒も刹那に溶けゆく
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黒猫が なんの気無しに 先生の 背中にまわって 顔でスリス リ #娘  
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境内の雲一つなき青空に耳目をさらう鷹の羽一閃
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終の庵(いお) 寂しさに耐え 海鳴りの 白波立ちて 歌をぞ詠める
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瓶の蓋開けるためだと指体操教えてくれた自治会サロン
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一生じゃまるで足りぬ 熟達の世界 二生三生 米酒の如く
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終戦後生まれた私もひょっとして戦争体験者になるかも
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午後八時 赤シート握る 帰り道 いつもの夜より 寒く感じる
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ひとつだけ欲しいオモチャを見つけなさい見つからなければそこでお終い
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長雨に 空見ぬ日々を経た今朝の 空の青さに忍ぶ冬あり
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家(うち)のだけ好都合にも生ってないお向かい隣たわわ柿の実/柿の木だらけ熊対策
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なにもせず懐手して生きていくなにもせぬこそ至難の業でも
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短歌さえ野菜と同じ 新鮮が一番だよと頭ひねりて
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左手で すべてが動く 化学賞  何度聞いても ちんぷんかんぷん
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生きるのに必要なのはほんの少し清浄潔癖透徹と自由
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乳香のにおいかすかに漂えば清潔な朝にすこしいらだつ
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美しき ものには得てして 棘がある 棘を持つから 美しいのかしらん
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朝焼けや 橙に照る 山際は 慣れぬ土地にも 故郷を見る
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人はみな 人それぞれと 線引きし やさしい部屋の 窓は閉められ
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倒れたる秋桜白き花咲きて薄紅際立つ秋晴れの庭
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もんてこい歌が流れるロープウェイ眉山より見る懐かしき日よ
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朝焼けの仕事に向かう道すがら  「少し休め」とペダル漕ぐ影
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お母さん、 お仕事辞めて いいからさ そんなにお酒 飲んだらダメだよ。
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