これをしろ あれをしたらと いう前に 褒めて称えて 愛を示そう
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そとでてみれば 春の言の葉あふる 舞ひぬ初蝶はつちょう 笑ふ草花
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春色のミントカラーに爪を染め風船の如 弾む心よ
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催花雨を草木に注ぐ雷神ともう一度だけ誓いを交わす/折句・さくらもち
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ファミチキに するとわたしは 決めたから 8分待っても ファミチキにする
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飯を炊き肉を炒めて汁を盛り さあ、あと誰かが向かいに座すだけ
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今も今 桜前線 北上中 例年よりも 気が早いらし  
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できたての貸出券を受け取った私が町に溶け込んでいく
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この雨がふいに桜を写すとき いつも見上げたあなたを思い
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病み疲れ 買い物さえも ふらついて 不機嫌になる 面会謝絶
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髪伸びた夢を見たため髪伸ばす決意固まりいずれほどける
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5類でも なんだかコロナ 後遺症 全身痛に 洟の流失
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コロナから 回復途中 ふざけたら うるさいなあと きつく怒鳴られ
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漢和辞書ひきひき歌を今日も読む うたかたに来て脳トレ三昧
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昼休み ウキウキ見るも今は無き 猫の鳴き声 響く新宿
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いつの間に肝っ玉母さんになったよ 三児の母は我が目にまぶしく
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ニャアと鳴く 古株の我が パートナーくん 新たな家族に 先輩風
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閃きが 雲の割れ目に 金を継ぐ 稲妻となりて 彼の地に嫁ぐ
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目に見えぬ 真相などは 横に置き 良きに計らえ 「吾」象徴ぞ ※ 主に政治家
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年少の見知らぬ少女がジャージはき寝床に闖入する夢を見た
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非接触 本質などは 分からずに 「嘘の真実 世を治めたる」Round goes the fake news
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春鬱はるうつ頓服くすりねむりにちてゆくそれでも まねばみずかとむら
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春の宵 霞かかりて  朧月  薄墨の空 月影透かし 桜舞い散り しず心  
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雨上がる青は果てなく高く在る明日の朝には新しい名を
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春盛り 日差し浴びて まどろみて  桜散る影に 葉桜映える 夏来たる
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閉店 蛍の光 流れても まだ終われない 俺は店員
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いつのまに おとなになった ウイスキー ハイボールより ロックが美味い
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Nostalgie de la boue 早く毒が回るようにダイブせよ浜松市
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澄む空の 風に揉まれて 葉桜よ 願はくばまた 街に薫れと
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指輪という 文字に"ルビー"と ルビをふる ルビーの指輪は 別れの歌よ
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