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スーパーの 安価ラーメン 装飾し ああ美味しくて 滋養にもよき
9
屍と 戯れたりし 子供等に 何を残せり 戦前戦後
10
燻ぶって 暗がりの中 喚いては 進む背を見て えらいよぉ!
5
ありがとう 二次の狭間を 抉じ開けて 飾らぬ一葉 刺さる稲妻
4
編みかけの君のセーター咳ひとつ解かぬままに春を追い越し
26
夕暮れに青きセロリを箸にとる君が摘んだ瑞々しき初夏
22
建前と本音の
間
(
あわい
)
懐におさめる深さ
A
I
になく
20
ラブレターくわえ白鳩飛んでゆく何処か知らない遠くの五月
6
汗なのか 小籠包の汁なのか 笛に詰まった涎なのか
4
「夏初日」わけは単純ひねもすを暖房なしに過ごす日のこと
27
花椒油 舌の痺れは消えぬまま 路地を曲がれば 黒ごまアイス
4
たまにはさ ついてない日があってもいい こぼれた水はただの偶然
9
文末の絵文字があーだこーだとか君の話に溶けた白砂糖
3
卵
(
こ
)
を預け吾等に
時期
(
とき
)
を知らせてるカッコーは子と再会するや
21
記念日に 普通に過ごす 幸せを 夕焼け雲が 教えてくれて
27
雑木木の緑の奥から聞こえ来る「カッコーカッコー」
季
(
とき
)
を
違
(
たが
)
わず
24
底辺が 間引きされたる 現世よ 日々
啜
(
すす
)
りたる 遠き命を
16
床に積む埃払へば黒ずめる血痕現る惨劇の廃墟
8
デパ地下の凝ったおかずをたまに買い 納豆ごはんの美味さに気付く
24
パンケーキ今日も作りしターナーの隙間に見ゆる穴だらけの世
11
有終の 別れも無しに 君はもう いない夏夜の 風の静寂/r
10
幼さのあげくを見しか花冷えの
A
I
などに映せぬ常世
16
新緑の海にキラリと桜の実 木漏れ日差してルビーの如し
30
叢に可憐に咲きし木苺の花びらの陰青き実生れり
31
失ってからわかるのでしょう二度と手に入らないあの頃の星
5
無印
(
無印良品
)
のお気に入りの菓子似てるのがダイソーにあり敗北感よ/50円くらい安い
8
我こそはヤマトの原風景ならめ心の中はたまにムラムラ
4
清
(
すが
)
やかな飛行機雲の行く先に想い馳せをり 小さき街で
26
夏近く小学生の登校の列にセレブな日傘の影が
6
誰にでも悩みはあると言う君の人生相談はとても長い
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