「少子化の 特別予算」と 国会で。 カネで命が 買えると思うな!
8
漸くに吾の身心晴たるも動く気もせず猛暑日の今日
9
婦人科医 お産を診るより ラクをして お金が儲かる 不妊治療か?
5
昭和には 不妊治療は なかったよ? それでも今より 赤ちゃん多い!
6
長いこと瞑想してる神さまはレモンシャーベットでどうだろう
6
気が付かぬうちに手のひら蚊に刺され情けないやら痒いやら
22
ジュラ紀には産業革命なかったが 今より+10℃の暑さ
16
沈む日の色を映して赤く生るトマトひとつを撫でて手折りぬ
23
草原に仰向けになり夏を知る  そそぐ日舞う蝶、降る蝉時雨
11
新着【未来についてお伺い】あんた、ほんとに後悔しない?
7
君がため 来る日も来る日も作ってる 氷と麦茶 御守りとして
16
いや待って?俺は貴方に幸せになって欲しいのそれだけなのに!!
8
病院の待合室でスマホ見て室町幕府のWikipediaを読む
9
曲名を確かめる間もなく流れるアルバム夕陽が沈む
14
すこしだけ散歩しようと思ったら サンダル 靴擦れ 右だけ なんで
9
はかなくも落つあかき花 文月の空のもと 膨らむ柘榴ざくろの実
26
うっかりと落としてしまったシュークリームみたいにとける夏の猫たち
42
まず一に左右対称であること その二に僕を忘れないこと
8
敷きっぱの万年布団天日干ししたわけじゃないぬくくふかふか/39.5
23
見上げれば はかなき雲も 日に消えて 昇る陽炎 揺るる昼過ぎ
19
1から10全部説明してもらえると思ってるの?親でもないのに?
6
できもしない三点倒立アスファルト 放射熱傷を埋めはしないか
7
暑き日にゆふだちの雲待ち侘びる花壇の花は悩ましきかな
24
墨を擦り五枚の短冊したためる祈りをこめて月は澄みけり
23
ギフテッドとまで言った猫母よ 鐘一つでも傷つくなかれ(そもそも出られるの?)
17
この時局船頭の腕試される 不慣れな者に舵は渡せぬ
21
足早に「サラダ記念日」「七夕」はせわしく過ぎる「質屋しちや(七・八)の日」へと
15
炎天と言う字のごとく炙られて白く燃え立ち霞む風景
21
寝ては覚め、無心変わらず日々は過ぎ 我に返りて見た夏の青
10
待ちわびた話の切れ間に差し出したおのが話題は彼方に蹴られ
16