薄曇り さみしいとこに 入り込む それが安らぐ日の 薄化粧
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ねこたちや 交流戦前の一大事 ニュースのショックを 和らげておくれ
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声出して笑った笑って気がついたまるで贈り物ひさしぶりだった
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「ありがとう」「ありがとうございます」 こだませし 終点駅の 客と運転士
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病み上がり 外の空気の 清しさよ 笑えて嬉し 食事もうまい
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二時間の行列ならぶ 道楽の身過ぎ世過ぎか 夕まぐれなり
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紫陽花や 雨降るやしろ 手水場に ふたつ並んで 雨を見ている
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花菖蒲 水面に映る 群青の 姿重ねて 君おもう朝
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今よりは我儘に生くわれなれば御好意の印御無用願ふ
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この言葉使いこなすといいらしい「だからどうした」「これでいいのだ」/インスタより
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それもまた いまの自分と 思えたら ふるえる手のひら それさえも良し
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最悪の大統領だと信じたい決めつけらえて教科書に載れ
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登校の 門限間際 気にもせず ひよこの如き 一年の群れ
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久々に手に取る雑誌の金額を見て棚もどす 印刷が死ぬ
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使い捨て傘を開いて街頭で環境語るばかな政治家
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おい鴨よなんであんたはせわしなくいつも羽ばたき飛んでいるのか
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エンジンの音が響かう交差点ひょっこり覗くは紫陽花あじさいまり
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くちづけの後も敬語を続ければ あなたの森で迷わずに済む
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不足をば目詰まりしてると言うのなら 目詰まりしてる俺の給料
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奥武蔵 グリーン街道 香る風 葉裏の奏でる 初夏の音楽
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少しずつ 移ろいゆくのが この国の  季節であった しばし前まで
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「ひとつだけ」 朗読してた 先生が 声ふるわせて 泣いた教室
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今朝もかと 発車直前バスを追ひ 乗り損ね遅刻す夢を見ゆ
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通勤車輌9割ほどが男性で 本質的に変わらぬ日本
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通勤車輌九割がたが男なり 牡丹芍薬菖蒲やいずこ
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お百度を踏んで頭を垂れる人せめて押したい小さき背中
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桃色のパジャマをまとう幼子おさなごを焦茶の腕がそっと抱える
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エアコンを付けるべきか電気代かさばるからと悩む母 頼むからマジ付けてくれすぐ
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九十九折前を睨んで振り返る泣いて笑って一歩は一歩
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気がつけば庭の木陰にひそやかに浅葱あさぎの色の紫陽花涼し
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