きくよ花 移りかわりし 御けしき 詠えざる人 ものぐるおしけれ
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梅のはな 香ひ秘めたる このけしき 壺中に入れて つつがなきや
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どこまでいっても身体は重力に囚われている。せめて心くらいは、
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思いのほか夏の肌は乾いてるとこのひと塗りに気付かされぬ
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洗顔しローション塗ればゴクゴクと肌は静かに飲み干してゆく
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他人ひといれば冷房の罪かるくなる温度を上げた部屋には独り
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気がついた時にはきみがそばにいたバラの花束 思いを託して
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蝉が泣いています。恐怖度で言ったら、耳元で瞬きをするはさみ
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イケメンの主治医は最近威圧的 話しづらさを覚え始めぬ
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朝起きて頭が重い起きたくない世界は今日も動いているのに
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プチトマト今や高嶺の花なりき 明日の通院終えたら買おう
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鬼灯によく似た姿のプチトマト 歌にならずも弁当に入り
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相当に高きプライド邪魔をして生きづらかろうと君を心配
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反省を口にはするがせぬのだと君への理解深まりにけり
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短夜に 黄金で満ちる 月の杯 仰ぐのみにも はや酔いにけり
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「モトカレが」打ち明けるのを聞く彼の 顔は整列してるだろうか。
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宛名不明帰ってきた夜銀の封 送られなくてよかった手紙
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飲むだけで翼をくれるというのなら 人は今より自由に生きてた
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地元にはいろんな輩が住んでをり清濁併せ呑む夜の酒
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心葉を添へる老舗の鱧料理白き一輪椀に咲きたり
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そーせーじ えっぐまふぃんと こーひーを ねどこへはこび ちゃぶだいのうえ
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デフレ去り往復ビンタのインフレで使わぬ金の更に減りたる
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満身にデフレの毒の回りたる 使わぬ金は増えることなく
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言わなくて良いこと言って場を仕切り思い返して後悔しきり
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新顔の無礼極まる振る舞いを何故だか誰も注意をしない
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文字数の少なき和歌は「てにをは」の一字が時に優劣を分く
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白昼にカーテン閉めてあかりつけ奇人のごとし三伏の日々
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サバンナの獅子次々に息絶えし多摩動物園の九夏三伏 /3頭死亡3頭治療中
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戸を開かば 葉月の陽気 弱まりて 一足早し 立秋の風
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もうちょっと ご自愛下さい 夫君おっとぎみ 朝の味噌汁 ゼラチン忍ばせ
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