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何やかや 話題作りに
柏手
(
かしわで
)
を 「やな」大臣は 榊なるかな
11
夕暮れの 雲の戦艦 放つ朱は 日の身を追いて 西縁へ消ゆ
6
ひと筆に一の字を書く飛行機よわが
魂
(
たま
)
かつてかの地にありき
4
見えるのは空しかないはずだったのにこんな小窓にカーテン付けて
13
少しだけ盛って飾ってほくそ笑む みそひとだもの うたかただもの
13
リニューアル価格お安めビール出て試し買いする楽しみありて
5
三十一に落とされそこねし言の葉は一日あたり一万六千/風の噂
9
葉が落ちて隙間だらけの柿の木を貫き西日風にきらめく
22
創発の力があればどこだって極楽だろうと畦道に言う
5
キミと手を繋いで歩いたあの橋はどんな雨にも流れなかった
8
こんなにも愛しい世界が こんなにも未熟なままなら 壊しちゃいたい
5
たしかなるホワイトの芯血は流れべろちゅーの隣ギルダンのタグ
5
リタイア後十六年の我にして 受注残ゼロの悪夢に目覚む
11
だんだんと客減る店の片隅で世と睦んでた自分を
懐
(
おも
)
う
9
言霊にむしろもてあそばれているわたしだろうか 月光薫る
11
龍淵に潜むパソコン絶不調 君待つように再起動待つ
13
人のこと気持ちの破片ひとつさえ我は知らずに生きているんだ
24
知らなかった がんを克服した友のその後の葛藤 知らなかった
23
ふたつみつよっつまでならこなせたと言い訳するもいつつめはぽか
9
よくもまあ生きてきたねと肩たたく人もおらずに秋の夕暮れ
17
人生の最後の秋が来てますよ私の波動そんな声聞く
7
新しきメンクリ明日の朝八時気の重たさで床が抜けそう
7
色移る 唇の端の 片鱗が 古の癖 思い出させて
4
定年後家事をこなして七年も なお妻からの指摘がはいる
23
社不なのに空回りする生真面目さ可哀想にと言われ続けて※社不=社会不適合者のスラングだそうです。
5
老人の何処がいいのか風邪引いて来て 中々 去らず鼻炎鼻水
6
隠れん坊 消えた靴下 何処ぞある 母の箪笥で 助け待ってた
17
会計であれッ2割なの?なんでだろう。しらばっくれる前期高齢
15
柿の木に実がなくなりて我が庭にみかんの苗木植えてみるなり
5
この辺は稲刈りこれから白鳥はお構いなしにもう着いている
32
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