口内炎なぞり昨夜のキムチ呪う あんなに救ってもらっていたのに
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心臓が上げる 悲鳴に山 空は美味しと鼓舞し 峰を目指せり
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揉みくちゃにされど育ちし六千の肺活量で世の風を吸ふ
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毒リンゴ一口かじり倒れるの そして君の唇待つ作戦
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深夜二時冷凍庫から取り出したバニラアイスの溶ける優しさ
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ロミオなら私のために名前を捨ててよ それくらい簡単でしょ
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走るフリして少しだけ緩めたの ガラスの靴が脱ぎ落ちるよう
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大人って⁇そんなのいないよ醜さと、世間が作った偶像だもの
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好きだとか簡単には言えねども 君を想って スマホを眺めて
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治るまでキスは控えたほうがいい口角炎よ相手は居ぬよ
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私より旅を楽しんでるように弾むバッグに付けたぬいたち/題『旅』
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人さまのお嬢さんです産んだのは夫よそれを肝に銘じよ
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明日も又 仕事に出かけ 近いうち クビになるかと 恐れ怖れて
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温かくする係だと思われるあなたが震えていませんように
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老人の 長い眉毛が 気になりて 切らせてくれと せがむ人あり
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黒い手に 浮いた血管 プニュプニュと 思い押さえる 人もまたあり
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クーラーも なしで過ごせる 今晩は 他人に気にせず ぐっすり眠ろ
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八月か いつの間にやら 夏も過ぎ 秋が訪れ 年も暮れ行く
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いつの日か 望みのままに 花開き 実をつける時 何をか言わん
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トラブルに 見舞われついで 悪運を 呪ってみても 影響はなし
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二期作を 始めようかと 思ったら ピーク過ぎたる 夏もほどほど
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膿むたびに 傷を洗いて ガーゼつけ 痛くなったら 医者に診せよと
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毛躓き 顔をぶつけて 手を痛め 泣きじゃくる 童がありて
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挨拶をしてみたものの誰なのか なづきを離れぬ青年の笑み
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確認を 角煮と打ち込む お昼前 お腹の虫を 隠し通せず
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フロッピーディスクを知らぬ若者はマウスの中のボールも知らず
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災難に耐えて花実が咲くものか 家に縛られたおれるなかれ
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真似できぬ素直さを見て羨望と危険アラート同時発動/大人
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今ここに 焦りしときは 見つからず 探せなくても 虚空の中に
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いや だって 笑うあなたが 刺す雨に あなたが 針に 見えてしまって/五月雨
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