Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
196
197
198
199
200
201
202
203
204
…
次 ›
最後 »
桜道 僕には切ない 景色でも 君には綺麗な だけなのだろう
11
気が引けて東北だけどほぼ無傷ぞろぞろと来る列を見送る
18
車椅子荷台作ろか嵩の張るおしめ要るだろ寝たきり避難
13
青白き炎だけを母親の代わりとし 送電再開をしばし待つ
8
「あの日」はさ 生まれたばかりの 僕たちで 思い出せない 少しの悔しさ
15
遅く起き 溜まった通知を 消していく 君の言葉は 急ぎ返すよ
9
この冬の 雪散りし空 暮れなずみ 家並みの
灯
(
ひ
)
淡く 春待つ夜よ
14
犬を連れ朝の日課の散歩では話す知り合い二三人増え
11
水跳ねるプールの泡もすぐ消えて爽やかさだけ光と残る
7
どうしても一緒にいたいあなたの前で「消えろ」のとこが歌えなかった
10
年度末旗振りの日はまだ寒く向かいのママは知り合い多し
11
「ただいま」に応える人がここにいることは奇跡と気付いたこの日
25
十四年 辛苦抱えし 人々に 光の差す日 来るを祈れり
22
今朝は雨 季節が進む 着実に 地軸のずれは 本当だった
6
コチコチと 静かな部屋の 秒針の音だけを聴き 眠れぬ夜は
29
遠友に 次の来訪 尋ねけり それにつけても 早期復興
5
姪っ子の結婚迎え寂しくも願うは桃の
夭夭
(
ようよう
)
たらん
11
終点で車掌に起こされ飛び起きる車掌もたまげて後ろへ下がる
16
杖つきつ施設の妹見舞う姉に車椅子より怪訝な妹
19
みづからのうちよりあふれくるものに苦しんでいるあなたは詩人
10
同時代 同じ日本で起きたこと 二万に近い同胞の死は
17
あと五分
微睡
(
まどろ
)
む中で 感じたる ベッドの下で 寝ていた君を
16
あの時は和歌山にいた私さえ どすんと感じた巨大な槌を
20
としつきに かさねかさねて いたみては はるけきうみに けふあめのふる
21
家ありし瓦礫の山に立ちつくす声なき吾に雪吹きつけぬ(2011.3.11を偲び)
18
朝起きて 今日も元気に動きだす 空元気でも カラッと元気!
11
早起きの春に支払う三文は 神酒と祈りと朝摘みの花
16
桜待つ、待てど来ぬ君、いつの世も、想い届かぬ春の夕暮れ。
9
原発に依存してゆくジレンマのけふの電気をしずかにつける
15
それぞれの震災あとを見つめをりたかが記念日されど記念日
14
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
196
197
198
199
200
201
202
203
204
…
次 ›
最後 »