リメイクの作務衣着て立つ厨辺で妣に抱かれてごぼうをきざむ
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ガシガシとく芋支える方の背が痛みて思うよわっちいなと
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裏表 時々辟易 するけれど 透けないように 背中合わせだ
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散歩道 花粉舞い散り 涙出て 鳥は鳴き声 吾は泣き声
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臆測の結果10円足りなくてわたしに還る重いラブレター
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衝撃の実戦復帰新天地デビュー戦あゝ見事2ラン
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イメージの悪化を懸念またカメラ嫌うお前は政治家みたい
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前代未聞ドタバタ劇は裏金の腹が立つよりもう呆れてる
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わけもなく 起こしてごめん 『意味わからん』 話せたらそう 言うよねmyにゃん
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星占い 信じていても いなくても 朝から願う 今日もいい日で
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フキヨモギタケノコ今年も待っててね祖母の代わりに私が行くから
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起きてすぐ ため息が出て 苦笑い 違うちがう そうじゃないのに
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縦と横 右から左から自由自在 ひらカナ漢字ローマ字絵文字
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目覚めれば 太陽とまごう 春の月 まだ薄暗き 空に浮かべば
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おろしたて 靴心地良く歩き出し 桜並木の道を訪ねる  
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〈オーディブル〉を速聴すれば笑止にてミステリーさへもコメディならむ
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公民館より流れくる春の唱歌うた 聞きつつ歩くのどけし午後に
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月の夜 ピエロの笑いさびしくて 辛苦の顔のおしろい映す
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時と共に、孫もスクスク育ち、あーまた、来月元気あいましょう
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どんどん混んでく、始発電車、停まらないのがまだよろし
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有線のふたりの間イヤホンがくるり捻って君にひかれる
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太陽が好きと笑うあなたが大好き 地球より愛をこめて
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すこしあたし 大人になったの 薄暗い 夜道を怖いと思ったりする
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今からよォ、オレのこころを種として、よろずの悪口言うから聞いとけ
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ほらまるでティンカーベルみたいだね被った服から舞う片栗粉
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腹痛の理由を知らず生きてきた ひとはそういうものなんでしょ、と
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にこやかにぼくから去った人達が、ぼくのなかから去ってくれない
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自らの弱さを呪う人だけが寄り添う人になれるのだろう
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君のいない左を眺め咲いたのは二年歩いてはじめての花
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春のころあの子と歩いたこの道の左の景色が孤独を告げ口
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