明滅はタイムマシンの窓の外日々が飛び去る記憶千切れる
13
曲名タイトルも思い出せない古いうた 口ずさんでる浅春はるの夜更けに
19
れ言をはき(吐き/掃き)散らしてはまた集め 溶かして漉いて本にしようか
12
眠れないまたも嬉しい寝不足はお泊りに来た君のせいだよ
13
恥じらいを隠しきれない君の顔 溶けた真夏のアイスクリーム /「照れる」
9
四字熟語 十人十色 趣舎万殊 古今東西 老若男女
7
小賢しくサイコな悪役てきがちょっと好き 昔の俺に似てるからかな(笑) /「中二病」
11
帰り道 エレクトリカル パレ犬の 散歩を見かけ 幸せ気分
12
履歴書の特技の欄にいつか書く「自分の機嫌 取るの上手いです✴︎」
8
東北の人の心も変わらない世相変われば人もほほえむ
21
湯たんぽは温いが靴下履かず寝るきっともうすぐ春なのだろう
25
自転車とレスリングして負けました昔は壊していた方のひと
12
達成はハットトリック活躍へ期待に応え愛されただけ
8
玄関を観音開きで設置するスロープ無くして入れぬ自転車
11
自転車が年々重くなってくる私は全く痩せていないが
13
ダイソーで品切れだった商品が入荷したのに買わずに帰る
15
たまにはね絶望したっていいでしょう なんせこの世は美しいから
8
明日にも千切れるかもしれない糸の上偶然重ねて生きてきたのさ
6
ツイートも一万年後くらいには 和歌の一首とされているかも
12
延長戦なんてなかった  おふとんに入ってすぐに寝て起きて朝
6
お誘いに乗ってくれてる優しさを  どうして愛だと見紛みまがった
6
頭上の木緑に染まりゆく歩道初春の出来ごと十指にはいる
17
東アジア最大級の倉庫にもあなたはいないあなたがいない
9
諸事情があれこれあって今言えず来世であって謝罪をします
16
タンポポを摘みて笑ひし幼子が 今日掲げるは 卒業証書
17
摘みどきか再生果たす豆苗は日向に六日みどり眩しく
28
大声で泣いてる子ども見ているとあんな風になりたいと思う
10
不意に跳ねた水滴越しに逆立ちする君を看ゆ
6
あんバターたっぷり塗ったトーストを今食べたからしばらく寝れない
11
バカみたく愚直な言葉が並んでる『好き』が1人で走り出したね
8