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深呼吸すれば朝風心地良く 見上げる空にサギゆうらりと
33
思案事次々湧きて眠れずに朝から抹茶眠気覚ましに
26
紫陽花の 影が広がる 夕間暮れ 母を待った日へ 戻りゆく路地
25
天の川 青と銀との
星雫
(
ほししずく
)
浴びて
河原
(
かわら
)
に
独
(
ひと
)
り
佇
(
たたず
)
む
28
肌に触れ 耳で聞き分け 滅びとは 目に映る頃 末の末なり
14
暴れ出す心臓に手をあてるとき あまりにも皮膚は臓器の容れ物
18
長いこと 畑に座り 植え付けを しているうちに 尻に根が生え
7
うっすらと 意識の戻る
I
C
U
慣れぬ左手 無事を送りぬ
10
大根も 石にぶつかり 曲がりくね 見事な形 食う気もしない
5
人民は 使い捨てにて
戦
(
いくさ
)
する 形を
違
(
たが
)
え 国の為すこと
14
地に落つぬサツキの花の
間
(
あわい
)
より顔を出しをり
十薬
(
どくだみ
)
の花
32
情熱のベクトルの向き失いて熱量残るスカラーの哀
11
カラオケの十八番は何と問われれば蝋人形の館と答え
23
奥山に卯花咲ける垣のうちは雲の
降
(
お
)
りゐる宿かとぞ見る
9
夕月夜
(
ゆふづくよ
)
小倉
(
[小暗]
)
の山も卯花の咲けるあたりは
明
(
さや
)
けかりけり
19
段取りと道具揃えて始めればやる気は後から湧いて来るもの
19
夏浅しさやけき空を
翔
(
かけ
)
る鳶ピーヒョロロロにすずしう
響
(
とよ
)
む
8
骨壷を 抱えて村を 練り歩く その行列に 着いて行く俺
5
しくじりのたびに舌打ちしやがってほんとにイヤな背後霊だな
11
ぬくもり求め ぴょんと跳び乗る膝の上 君の爪グサッ!
吾
(
われ
)
泣き笑い
18
バラバラに なった蜻蛉を 運んでる 蟻の行列 子ども見てる
5
運転の 仕事したいが 叶わない 障害もてば 道は狭まり
14
止まってた キミから貰った 腕時計 西日にあたり 動きはじめた
5
YOUTUBE
(
ユーチューヴ
)
感想を書く 日本語で 百に一つの 変わり種なり
9
イヤフォンを分け合い聴いたあの曲を思い出してもあなたはいない
6
「小林君、あっちだ!」と指さす闇に怪人消えて残る哄笑
9
枯れたかな スコップ持ちて 掘り返す 芋がゴロゴロ 小さいけれど
9
直してもまた直しても飽きは来ぬ歌の推敲趣味の領域
18
紛らわす アイスティーの 香り嗅ぎ 痛みを忘れて 仕事は続く
23
下腹部の 痛みが続く 週末も 安静無理で メール処理する
21
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