若き日の 想ひはいまも 留まりて 君は二度とは 帰り来ぬかな
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黄昏に あの日の歌を 聴くたびに きみの面影 連れてくる ・お題「懐メロ」
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この席の空気を守るそのために幹事務める 君が来ぬよう
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心地よき 五月の風に 燥ぐ君 嫋やかな笑みは さらに眩しく
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編みかけに冬を恋しく咳ひとつきみのセーター解かぬままに
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夢の夢われマスターの君迎ふミラーボールのカラオケ喫茶
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朝風呂でうたたね気分午前9時スマホ奏でる時間よ止まれ
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回数券残ってるから行こうってラブホにそんな誘い方ある?
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お囃子の 浮き立つ音色 映像と クリックひと押し お福分け
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神祭る月にしなれば玉垣に木綿ゆふ掛けたりと見ゆる卯花
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吾の行かぬ道の景色を母の目で 眺めて広し君を待つ世は
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夏の夜に 一人向かいで いたづらに 今はなきひと 追ひ求むれば
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夢の中 楽しいけれども ねこいない ままならなくとも ねこいる現実リアル
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待合に腰曲がりたる老婆ゐて ピンクの上着 ピンクのクロッグ
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時忘れ 夢中で巡る 美術館 優しきモネの 光が包む
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夏色の街を見下ろす喫茶店ブックカバーをはがしたみたいだ
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「何歳に 見えますか?」と 聞く人へ 一体いくつに  見られたいんですの
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聞こえくる 天使の調べ 向こう側 健やかな君 願う朝
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暑い日はペットボトルのウォーター日課のRUNも三年続き
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太陽の光差し込む雲の間に傘をたたんで手のひらを拭く
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惜し草を 見つけし庭の 片隅に 雨に佇む あじさい一輪
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朝露で濡れた校舎の窓ガラス街もとっくに人も少なく
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未然形と 已然形に付く 「ば」のミスが ここにもありと 日向欠伸(あくび)す
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丸刈りの 夾竹桃の 生い茂り 花時知らす 風立ちにけり
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ハクビシン 現れし寺に たんぽぽの 花咲き盛る 庭の隈みに
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叔父叔母に 長の御無沙汰 申すべく 野猿峠の 奥津城に来ぬ
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季はずれな冷たい風に耐えた日に湯気立つ蒸し煮青菜白菜
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防カメに水やりの妻小気味よし 経過観察診察を待つ
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立ち止まって靴ひも直す無防備なきみの背中に甘夏のせた
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毒舌で人と関わることが嫌いこんな自分は捨ててしまおう
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