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集合という言葉がはらむバイオレンスを感じたあなたはともだち
7
「さむい」とふ箪笥にしまった形容詞 冬物毛布と再び取り出し(
14
℃)
18
泣いたあとわたしは少しだけさかな目尻からのびる鱗を剥がす
7
そのへんのチラシで兜を折り折りて すやすや眠るねこに そっと乗せ
22
タンパク質 昨夜 鴨とか食べたから ヨーグルト今朝は無しでいいかと
11
ねこにはね
かふぇいん
(
カフェイン
)
いりの のみものは いけにゃいんだよ むぎちゃは・おっけー
17
ごふんごに せまるさよなら すこしでも ぼくらはあるく うごかないほどう
6
来ていく服に悩む私そういうのをばかにしていただろ私
7
うとうとと すぎゆくまちを とびこえて けっきょくあすを とりもどすのさ
5
たのしいね おうむがえしの たのしいね これがぼくらの あいことばだね
10
たのしいね じゃれあうぼくら くりかえす あいしてるよが もったいなくて
6
電器店 掃除機試し 真剣に 家より掃除 悩んで帰る
11
並木樹が植え替えられた何の樹に 白い花だよナンジャモンジャだ
17
こどもの日ぶらっと立ち寄る次男坊おじさんなれど子どもはこども
19
慣れた喫茶店に「2人で」と参る口の慣れなさとアイスオーレ
5
スカしかたを間違えている履き違えたプライドとクールはフール
6
まぶしさにゆくても知れずありし日にのぞかれている過去のひとみに
7
難易度は買うたび上がる
如何
(
いかん
)
せん魚の栄養魚からしか
16
庭面
(
にわも
)
にも
晩霜
(
おそじも
)
降りし 春の朝 土踏む音に 耳立てる猫
16
陽だまりにアンモナイトの型で寝るネコの
真中
(
まなか
)
にわが
面埋
(
もうず
)
めり
18
朝未だき落ちる瞼に隠されて世界は闇に逆戻りする
10
十数年 誰も
触
(
ふ
)
れずに 錆び付いて 音の狂ったピアノは隅に
21
週明けに新しき職場で履く靴を準備する今日は子供の日なり
12
二十円引きクーポン
+
(
プラス
)
値引きシール=百円切ったおにぎり出来た
12
納品は毎日つづく裏腹の大小二つ口内炎でき
8
子とすごす当たり前こそ有り難くもう死語となる「家族サービス」
17
兄たちが食べると云つた昼食に悩んで合わす同じ
回転ずし
(
チェーン
)
へ
6
意に沿わぬ巡る順番提示せばチョコバナナ買う
取引
(
ディール
)
をだされ
9
忖度をしないと決めた下の子はグルリの森に三度も入り
7
同じよな家族のあとをついてゆくこの坂の上門があるらし
10
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