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市内一安い弁当売っていた店が潰れた 残念しかない
28
ジュピター フェニックス 色と音 遠き火の国に 祈りを捧げ
4
バレーなら全てブロックされそうな3メートルのひまわり並ぶ
28
室内の 気温三十一度 涼しくも 感ずるわれは 慣れという魔か
11
プール券1枚残り持て余す 使えぬままの切符みたいに
5
かき氷シロップ混ぜて濁る色 ぼくの気持ちもこんな感じよ
5
「タイムトラベルしたの」って笑うきみ 信じてみようこの夏だけは
4
雨降りの 予報信じず 昼餉時 昼餉済ませて 雲たちこめる
2
青春の象徴だった彼女への愛情はもう枯れることなく
3
白いチュチュ ピンクの
繻子
(
サテン
)
身にまとい 灯りを浴びるわたしは白鳥
5
パーティーを二人こっそり抜け出して月夜の照らすマリンブルーに
4
おかしいな脱力してるほうがよく歌がポンポン詠めるの不思議
5
いつかまた好きになってもいいですか 次は絶対伝えないから
4
やさしさはやっぱりそこに凛とある砂漠のなかのたった一輪
4
ロマンスは神が夏から取り上げて気抜けたなかでお利口さんね
4
寝ていくぞマジで深々死ぬように眠剤なんて要らんじゃないか
5
空に躍る鮎の背きらり 早瀬飛沫き 釣果競いし男の脚打つ
13
潮騒と 風の流れの 快哉に 流星群ね 皆はきっと
5
空を見る 瞬く星が 返事した きっといるんだ 宇宙人達
4
過ぎ去った昼と夜との境界線 歯車廻る日付が変わる
5
二十九のバースデーまで告げずいた今こそ言おうアイラブユーと
2
老三人二歳ばかりの年の差を「若いの老の」と重要らしく
24
阿蘇五岳肥後モッコスの意気地あり遠き空より心を寄せて
6
疎
(
まば
)
らなる交差点 並行す赤蜻蛉と共に 青を渡りぬ
23
ドーパミン中毒早く終わらせたい生と生殖の女の体
0
「後乗り・前降り」バスか 『草むしり』 ひと足先にシャワーを浴びる
8
歓声を 上げたり涙 溢れたり 夏の花火は ドラマのようで
14
暦では 涼風至 この頃に 拭うてもなお 流るる汗に
25
糾
(
あざな
)
われ縄となるべき禍と福の とけて久しく禍に偏りて
9
咲かぬまま
蕾
(
つぼみ
)
にわかに手折られり その手は神のものであるべし
7
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