日曜日紺碧の空深呼吸 新たな朝の恵みを謝する
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チンチンと エンジン冷える 静けさの峠に おはす馬頭観音
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帰り道 最後の言葉 落としたまま 拾わず終わる 春の校門
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茉莉花は君から学んだ夏夜の香 片手のJJ茶割 うつつにぬるむ
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目の高さ飛び去る鳥を見て思うその高さ飛んでみたいと
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落つる実を数へて歩む曇日の単行本ほど重たき脳よ
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飾られた 手縫いのマスク ゆるキャラも 埃被りて いく商店街
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死んでいた 俺に命を くれたのは キミなんだよね 寝相の悪い
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雲宵のくさむらに ぽつりと白き一輪の月見草 天仰ぎ
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朝露に色も香りも透きとおり明日待たるるあやめ咲く夏
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鳶の鳴くを思ひつつ言の葉をむときのみぞ心しづけき
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レモンちゃんだったっけなとラジオから遠い昔と落合恵子/「落合恵子の絵本の時間」
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図書館の 廃棄印が 付きし本 選びて楽し 老父の休日
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音も無く清らに澄みしモネの池 ゆるりたゆたふ錦の鯉影
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煌々と学舎まなびやの未来たち浅学菲才をせんせいと呼ぶ ( 1967年)
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冷える日にジューンベリーの暖かき紫赤のまるい実を摘む
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そんなにも怒らないでよ君のためよがれと思ってしたことだから
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一日で その差二十度寒暖差 老いゆくこの身耐え難きかな 
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青いまま閉じる扉の前に立つ鏡の中の誰かを消して
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窓際のパキラの太き幹ながめ二十年はたとせまへの小鉢を想ふ
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支えあって人というよりきょうせいの不満でできたそんなHuman
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摘芽せず 実り多しと 息巻いて そう言う事か 政権党は
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這いずりて 浮き草つかみ 溺れかけ 人より強い 俺の足腰
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春過ぎて夏来にけらし白妙の雲はわたあめから入道へ
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閑かなる 闇であれこそ 行き渡り 思索の時は 豊かに満ちる
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人間が作った知性という意味じゃ私も立派なエーアイなんだが
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戦前が 足音すかし 迫り来る 当たり前こそ 平和なりせむ
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あの頃に戻れるならばと思うのはその後不幸になった悔しさ
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女とは嫁入りしたら産む道具働く道具そして立枯れ
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男とは彼から夫になる事を降格したと嘆く事態か
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