雨風と 人生全てに 負け続け それでも生きる 販北のすすめ ・お題「宮沢賢治」
4
我が母の教えの内にいくつかは継ぎたくは無き事ありまことに
16
「長崎の夜はむらさき」流るれば君がたましひ黄泉へ訪ねむ
14
気がつけば動画三昧ざまあなし俺の毎日動画してるぜ!
7
小満と聞いたバジルは艶やかに柔らか新芽をスズメに供す
13
めおと鳩 ドデッポ鳴きて ベランダを ロックオンして 大家われに挨拶 (巣作りの季節)
12
ようつべのお薦めさへも中毒ぞゆめゆめミイラなりなさるなよ
6
ここらでは 猟銃による 有害な  鳥獣捕獲 隔月決行
13
箱目っけ 仕舞い込んでた 紫陽花の リースキット なんかホンマごめん
9
老ゆてなほ強く在られる人の道若き物差しすべてにあらず
9
冷房をつけてた三日あとの朝弱めにヒーターつけてたりする
6
誰よりも 君に気づいて しまう癖 最後の日まで 直らないまま
6
票読みは難しいほど面白や ロジック改訂ひと月を経て
16
オクラ植え 成長を待つ 楽しみは 夏の陽射しを 味方に付けて
21
父の自慢 諸橋轍次の 大漢和 開かれぬまま 寄贈書となり
13
夏日をば冷却す雨 皐月なか 気温ばかりが 春に戻りぬ
26
薫風に鳶のまなこも緩むらむをたずさへてひなはぐくむる
11
平安な夜の眠りで一度死に 朝に復活新たな命
15
公園に子を遊ばせし母の背に青葉時雨のぽつぽつと落つ
37
金貸してと頼む生徒の涙目に心惑うも逃げし痛みと
27
庭先の燃えるサツキのシャンデリア 病の家を煌めき照らす
30
我が屋敷 山里近く長閑なり 狸も住めど熊も出づるや 
21
子のために 歳の数だけ 火を点す いちご食べるか 遠慮するなよ
4
寝て起きて 笑って怒って 寝て起きて キミと出逢って また寝て起きて
3
ありがとう 産んでくれて ありがとう 放ったらかしで ありがとう
4
家庭を得 身に染み知った 慈しみ いつも瞼の 裡に居着く君
3
死に神の 声に怯える 夜なれど 時計の音は 規則正しく
12
「桃みたい」 金のうぶ毛の 幼子よ ずっとあなたの 味方でいたい
21
生き死にを 端から見てる 己とは 愚かなりけり ただ生きるのみ
9
人生を 語る前にさ 踊りましょ 鉄板の上 跳ねる肉言う
3