Utakata
登録
Login
サイトのご案内
TORAKO
フォロー
13
フォロワー
25
投稿数
155
日々の想いを三十一文字に・・・
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »
真夜中の非通知電話 流れおる着信音に思ひ巡らし
17
蒸れ匂ふ栗の花の香まとひきてバス停までの長き坂道
22
道端の夏の定位置確保して色とりどりに立葵咲く
18
車窓より初夏の木立ちが流れゆく切れ間に遠く水平線見ゆ
18
木々の葉が陽射しに透けて輝けり夏は来ぬとぞホトトギス鳴く
24
台風の進路気にしつ青梅のヘソ掻き作業夫と励みぬ
28
草を刈る傍らに
生
(
な
)
る野イチゴを喰みて広がる初夏のきらめき
21
香り立つ夜の帳に誘われてそぞろ歩かん時空散歩へ
19
青空に春雷響き通り雨濡れた身体を陽射し包みて
19
新緑の清しき風を吸い込みて五臓六腑が青に染まりし
33
故郷の思ひで辿る旅終へて夫とねこ待つ家に帰へりき
24
故郷
(
ふるさと
)
に向かふ列車に身を預け
吾
(
わ
)
に戻りゆく旅始まりし
28
カタクリの恥じらうような花一輪長き時経てやっとお出まし
22
廃屋の荒れにし庭に水仙の栄華の名残り一隅を照らす
25
AIに
吾
(
あ
)
の歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
21
テレビから無意味なギャグが流れおる無言で食す夫婦の夕餉
23
雑踏で老いにし君とすれ違い後ろ姿に面影重ぬ
22
球根の
出
(
い
)
でし芽見んと四つ這いになりて地中の温さ伝わり
26
獣らも恋人たちも陽だまりでつがいで暖とる3月の
ZOO
(
動物園
)
22
「誇り高き下等動物」君のことそう呼ぶことで怒り鎮めん
17
求めても求めてもまた求めても与えようとせぬ君のプライド
15
春光と冷たき風が連れてくる
あの日
(
3.11
)
の記憶時経ちてなお
25
ピンクから黄色に変わりし店先の居並ぶ花に頬ほころびぬ(再考)
19
寒緩み買い物帰りにセカストで明るき色のコート手に取り
18
眠りから覚める合図や梅一輪開きて庭の色づき始む
25
北窓のデンドロビウムに逞しき花芽みつけしふたつみつよつ
20
粉砂糖ふりかけたごと朝の雪昼には溶けて雛飾り出す
25
萎れたるポインセチアの花殻を摘みて春光注ぐ如月
26
福豆を年の数だけ喰む夕べ膝で微睡む猫大あくび
20
老梅の萎えし枝にも雪積もり 冴え冴えと立ち大寒迎ふ
23
1
2
3
4
5
…
次 ›
最後 »