Utakata
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TORAKO
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日々の想いを三十一文字に・・・
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ハイターに浸けて真白になるごとく吾の濁りも取り去りてほし
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秋の午後ノラ・ジョーンズの流れおるセリアにひとり時を愉しむ
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秋晴れやひとりの午後のセリアにて気だるく流るるノラ・ジョーンズ
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花なきも金木犀の香ただよひて秋の記憶をよぶ風のあり
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にょきにょきと茎出ではじむ彼岸花 庭の隅にて咲くを待つかな
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混みあへる電車にスマホみつめ泣く君の悲しみ我も悲しき
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嵐去り青空に雲流れゆく吾のわだかまり拭い去るやに
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朝まだき空に光の射しきては吾のとらはれ消し去りてほし
13
幾度も吾にぶつけし理不尽な怒りの奥の君の傷痕
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厨より盆の膳の香漂いてあの世とこの世の客迎え待つ
13
人生の名シーンほぼ撮り終えし伏線の意味知りて腑に落ち
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夏休みマックポテトを頬張りし孫の面立ち大人びてドキッ!
14
昔住みし町を歩けばよみがえる吾に向けおる君がまなざし
15
うすれゆく記憶のなかで吾の名は忘れず友は逝きぬと知りて
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真夜中の非通知電話 流れおる着信音に思ひ巡らし
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蒸れ匂ふ栗の花の香まとひきてバス停までの長き坂道
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道端の夏の定位置確保して色とりどりに立葵咲く
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車窓より初夏の木立ちが流れゆく切れ間に遠く水平線見ゆ
17
木々の葉が陽射しに透けて輝けり夏は来ぬとぞホトトギス鳴く
23
台風の進路気にしつ青梅のヘソ掻き作業夫と励みぬ
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草を刈る傍らに
生
(
な
)
る野イチゴを喰みて広がる初夏のきらめき
20
香り立つ夜の帳に誘われてそぞろ歩かん時空散歩へ
18
青空に春雷響き通り雨濡れた身体を陽射し包みて
18
新緑の清しき風を吸い込みて五臓六腑が青に染まりし
32
故郷の思ひで辿る旅終へて夫とねこ待つ家に帰へりき
23
故郷
(
ふるさと
)
に向かふ列車に身を預け
吾
(
わ
)
に戻りゆく旅始まりし
28
カタクリの恥じらうような花一輪長き時経てやっとお出まし
21
廃屋の荒れにし庭に水仙の栄華の名残り一隅を照らす
24
AIに
吾
(
あ
)
の歌の意味尋ねれば吾も気づかぬ真意答えぬ
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テレビから無意味なギャグが流れおる無言で食す夫婦の夕餉
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