気をつけて すぐカッとなる悪い癖 得になること何もないから
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腹痛で横になりつつ「そばかす」が 脳内ソングでぐるぐるします(笑)(好きな曲)
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One Three Eight Infinity Four メルト 溶けてしまいそうな U
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長旅の疲れで眠気がほとばしる・・・「ほとばしる」は眠くなさそうか
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春来れどなほ降る雪に鴬の初音待たるる山里の空
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「おーもいーではー いーつも綺麗だけどー」の曲 覚えてるのはこの部分だけ
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数学が できないぼくは ばかだけど あたまのうえの 星座がわかる
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春の日に春のうた詠み 雪の日に雪のうた詠む幸せ思う
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折々に 人影絶えぬベンチにも 白く積もって今日は貸切
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君の瞳が つよく僕の胸 射抜くから 僕の虚勢は無いことになる
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取られるとわかっていても家からの駒でやりたかった初手王手
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雪だるま とろけて笑みが深くなる 春を待つには儚い笑顔
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シャーベットの上を渡る帰り道 砕氷船のダッドスニーカー
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東京の雪に轟く遠雷に耳疑いつ「雷雪」を知る
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雪だるまなるには雪がベチャリすぎ「雪魔人だ」と命名される
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青色のクレヨン握って描いた丸 娘がじいじに初めての手紙
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小児科の待合室の親たちは 同じ顔して疲れを背負ってる
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時間かけ問診票もんしん書いた新患に小声で告げる 耳鼻科はお隣
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曇天に 日が射す ほんの十五分 春を知るには 十分じゅうぶんだった
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バス来ない 雪のせいかと思ったら 自分がバス停間違えていた
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白銀の雪化粧をしたる街 白と黒ならどちらが好み?
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山盛りのりんごかじりし人々のキラリと光る星型のアイ
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分別がやっと得意になったから 地球の未来は少し明るい
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「ごめんね」と言えず過ぎてく日々のあり 心を決めて向かう一筆箋
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初孫の分娩室からパパの手へ 頬の涙を隠して抱っこ
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駅弁に居るはずだった半熟の卵が野菜に 卵不足め・・・
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愛知から都内に帰る車窓より 雪は増えつつ現実もまた、
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ホラー系、ラーメン、カレー、カツ丼は深夜に見てはいけないものたち
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雪よけに汗流したるつまのため 残りのパイをみな温める
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線香の真ん中で折り義父と義母  思い出す時「ごめん」の煙
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