座してなお 闇に溶け入る 御魂なら 明日の憂いは 星の屑なり
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日毎をば命を懸けて生くる獣安きに臥せる人ぞ恥づべき
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今だけは鳥が少し羨ましい  渋滞を避け 道に迷っては
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音も無く余熱を鎮めをる夜半よわの雨は優しく溽暑じょくしょをとかす
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バカなこと性懲りもなく繰り返す 寅さんにさえ負けてないかも
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最近の短歌二郎の定番はおしゃれマシマシ事実少なめ
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AIと 経験値から 可視化する 業務効率 道半ばかな
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『多方面 迷惑かけて 生きている』 豪語す若手 必死に働き
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「君」という磨いた覚えのない月は きれいに僕の瞳を照らす
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戦友と呼びし人らのひとり去り ふたり去りして 野薔薇一輪
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憂鬱と その何倍かの 達成感 やっぱり嘘です 今日帰ります
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憚らず永き口づけ交わしたが誰ぞ知らんや尽きせぬ涙
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ふみふみふみ こねこのきぶんで あまえるの いとリズミカルに おなかをおして
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黙祷もくとう」の声に合わせてお勝手でまなこを閉じる今年も変わらず/広島の日にラジオと
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コメントをチラ見し秒で縮むきみ  いまこの瞬間(とき)を愛 すアイス
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役人の 子はにぎにぎと 手を覚え 掴みしものは ダレスの鞄
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我が子らに 旅したことを 話すけど ほとんど記憶 ないときたよノー
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枯れ果てし紫陽花の花切り落とす巡る季節にかわらず咲けと
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この瞬間ときが 奇跡のように 重なって 平和になると 知る記念日
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茹だる夏やるせない夏肥後の国 心ばかりの募金届けて
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点と線闇を曳き合ふ恋ほたる 刹那の光とはに刻みて
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背の丈が縮む炎暑の影法師 ビルを抜けゆく風に救はる
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喪失後 選ぶ視界は鮮やかに訴えかけるそれでも生きて
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吊り忍「元気しちょんな」母の声 受話器の向こう風が吹き抜く
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グラス持つ時計の跡に残されし真夏の記憶は共犯めきて
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幼き日 亡きし父(とう)さま 懐かしむ 娘の今を あなたの孫を
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包丁を 入れれば香る 青き風 蜜の記憶に 夏は過ぎゆく ・お題「メロン」
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火を起こし 具材を焼きつつ ハイボール テントの上に ぽっと蛍が
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エスプリが効きすぎて滅あの手紙 裏を読み読みたゆたう文月
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ドア横に立ちて譲らぬ木偶でくの眼は 髄抜かれたる根管こんかんの闇
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