ルリシジミ螺鈿を纏って舞う者はお前の他には海にもいない
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情報は得られるけれどスマホでは野菜もゴミも包めやしない
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帰りつき ねこたちねてた それならと 布団が干せた(2回目) それで満足
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秋晴れの朝 カーテンの裏側で 愛猫は バードウォッチング
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濡れそぼる交通安全の旗と信号無視の寂しい光
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知らぬ街靴底響く暮れの果て放浪の背に月が寄り添う
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おかしな世日本は一度洗濯をアタックで洗えば綺麗になるぜよ
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ガチ勢とバレたらハズいヒトカラは仕事帰りにふらりのテイで
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この頃は女性が剛しこの国で 男性たち蝸牛角上の争い
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日本初女性総裁誕生も 男の嫉妬渦巻く永田町
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秋の日の 30度越え クーラーの 出番が続く 想像を超え
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秋風に ネガティブ言葉のきみのいて 聞き流しつつ我は頬笑む
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寝込んでもお勝手いてもラジオから外の世間と繋がっており
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変わりしは 君の想いか こころ  今はただ わかれてぞ
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走らせる 筆と不一致 わが心 書きたいことも かけないままに 
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今年こそ! 故国の期待背にパリの芝ひた走る馬 みな健気
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表情が顔に刻まれ決まってく 今日の運命 明日あしたと未来
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アナログの音のぬくもり包まれて過ぎし日想う珈琲の香
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ビートルズ擦り切れるまで聞きながら若き夢を溝にしずめ
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バランスは己で決める撫子は誰がために咲くワークとライフ
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在りし日に亡父と歩きし奈良の町筆や墨など買い求めたり
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弟の書道筆見て「弘法も筆を選ぶ」と昔日の亡父
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予定より一時間早く着いたので 一番楽しい放浪を始める
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メッセージ 通知見てから しばらくは どうでもいいアプリを彷徨う
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里山に彼の日の花園いまや無く名残りて咲くや紫苑が二輪
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窓の外 見下ろす僕の 目の先の 緑に敷かれた 彼岸の絨毯
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私の鼻を小高い丘だと思ってるのかい小さいバッタよ
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猫去りて 膝のぬくもり まだ残る  毛のひとすじが ゆらゆらとゆれる
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まあ素敵!✨ ご一緒に宇治を散策など できたらどんなに素晴らしきかな😸💕>恵雪様、拙い短歌に過分なお言葉、ありがとうございます🥰
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焼けたよと君に一枚子に二枚世代交代カルビの行方
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