Utakata
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はなれはなれ
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あの夏を 満たすは 誰も 知らない 日 雨は 亡くした 記憶の かたち
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零時のバスターミナル 太腿にドリンクを挟んで 夢の国へ
8
月光を束ね結んでつむがれたから きみのはだ やはらかである
8
送ろうか、このびんせんに、おへんじを待つやはらかなときを包みて
7
キリサメのあさ キンイロにつつまれて わたしはここにいるよ 見つけて
10
おはよう。数多の骨の上にのみ生けるわたしと、あなたに、乾杯!
5
お行きよ、まばゆい記憶の白飛びはあたまの外
(
ほか
)
で知つてあるから
5
あいのいろ差せるつまさきをあそばせ 冷たいねって云われてみたく
8
「かわいい」って きみが言って 確かめて よっ友にすらなれない距離で
6
他の娘
(
こ
)
で知る あなたの体温がわたしの肌になじんでいること
4
湯上りの蛍光灯のちかちかよひぐらしのねのきえゆくことよ
8
ここに居ぬ君の熱さのひどいこと 冷房をつけっぱなしで寝る
8
エンジェルがミルキーウェイをつくるとき零した星がきみのそばかす
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苗字をもらえないんなら、あたし、ね あなたみたいな女になりたい
6
進路、受験、定期テスト、模試、課題 きみと色んな国へいきたい
5
どうしてもひとつのこらずキスしたい アナタのシワのタバコ臭さと
6
ばかンなる、私ン中、頭ン中、貴方を好きだ、と藻掻いてゐる
4
知らないアナタの目尻のシワに知るトシの香りとタバコの匂い
6
木漏れ日と さえずりと 風吹く音と 受け容れられていると感じる
8
呼吸して。横のベンチのおじさんがページをめくる音に合わせて
6
知らないじいさんと並んで木漏れ日ベンチ どようび午後さんじはん
8
行きがけに見かけた男女ふたり組がまだキャッチボールをしている
6
世界から仲間はずれにされているような、休日の十五時半よ
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内蔵のひとつも剥がれていないのに透明の血を流している
9
まっくらな世界の中に一筋の光差し込む「転」が足りない
8
母からの愛も期待も心配も 叶えてあげる義務などないよ
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あのね あたし、あなたがだいじ、なんです 生きているのがうれしいんです
6
夢にみたやわいことばはありました、知らなかった二番のサビに
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広くて完成された町の中 わたし以外誰も居ないゆめ
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そばにいてなにもしないしねむくなる ただそういう、あたしのともだち
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