Utakata
登録
Login
サイトのご案内
成久敦也
フォロー
1
フォロワー
1
投稿数
13
二十八歳資格浪人生
武田山
古戦
(
こせん
)
の跡を
偲
(
しの
)
ぶれば澄み咲き誇る
勿忘草
(
わすれなぐさ
)
よ
10
春の世にひとり
佇
(
たたず
)
む夜桜の散りゆく様は夢にこそ似る
14
降り
頻
(
しき
)
る雨に打たれし
桜花
(
さくらばな
)
色落ちもせず散りもせぬかな
9
川の
辺
(
べ
)
を
遡
(
さかのぼ
)
りてはおもほゆに幼心の澄みしおぼえを
11
葛
(
くず
)
の香は
悪
(
あ
)
しと
厭
(
いと
)
うも見返せばなほその色ぞ美しきかな
9
いつ見ても
清流
(
せいりゅう
)
にして
三篠川
(
みささがわ
)
我が心にも
派川
(
はせん
)
を
給
(
たま
)
へ
11
待ち人よ待たれる人は今
何処
(
いずこ
)
雪積もる道足跡も無く
10
古
(
いにしえ
)
の
栄
(
さかえ
)
し村も今は
唯
(
ただ
)
雨降り溝に水が流るる
13
雅
(
みやび
)
やか
川面
(
かわも
)
に踊る
大鷺
(
おおさぎ
)
の群れには音も波も立たざる
14
嘆かせし藤の
枝垂
(
しだれ
)
に涙落ち
紅雨
(
こうう
)
の空は我が心似て
9
花冷えて
霞
(
かすみ
)
の
衣
(
ころも
)
待ちぬれど
白粉
(
おしろい
)
つける初春の朝
8
紅葉落ち枯葉も朽ちて似たり咲く
楓
(
かえで
)
の色は春の兆しか
9
幻か水面に浮かぶ鳥居とて潮が引ければそれ
現
(
うつつ
)
かな
9