理想から かけ離れたる 現実を 楽しむ術を 学び始めて
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終戦日 歳を重ねて三十に 樹齢のようにしかと刻んで
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他人からは 怒れ怒れと 煽られて 怒ってみたら 変なクサレン
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照れもせず 四六時中も 思ってて 君に綴った 流行りの文句
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怠け者 頼りにならん きちがいと 言われてなんぼ 怒らぬ男
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曇天の日は 燃えるものを 西に置きなさい 夕日が きれいだから。
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百日紅楚々さるさべりそそたる赤を暫時見て再び僕は歩を踏み出した
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これがあの唯一の君の殻と知り ウミガメの甲羅を砕けないでいる
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モロヘイヤおくらと納豆かきまぜて 酒の肴は夏の整腸
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ふと語る声はかならず優しくてあなたの隣はいつも春だね
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窓に張るりっぱな男のヤモリにはジョージと名前授けてみよう
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通信簿 体育はいつも2か3で プールの季節はたまに4取る
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断崖と潮垂る袖にあかねさす君はなんだか少しあかいわ
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これからもメロンより売れてみせますメロンパンによる選手宣誓
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50m✕40回ターンして 息継ぎの都度浮雲を見る
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空翔ける夢を見たるや我が金魚 水面に翼はばたかせおり
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『過ちは繰返しませぬから』という言葉の重み今一度胸に /八月六日
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起きんタマ 白目を剥いて 眠ってる 2つの頭  場所はたまたま 
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眼の玉に度付きゴーグル嵌め込んで ずどんと潜る夏の異世界
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「踏まれても真っ直ぐ伸びる麦となれ」この言葉よぎりぬ広島忌/『はだしのゲン』
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22時 濡れてるからだ バスタオル 久々のやつ きっと灰色
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墓花の急に高価になる盆の さりとて値下げ待つもならずに
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「人」として僕を見るのは愛犬いぬだけで 今日も一緒にお昼寝をする
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「割り勘ね」と言ふ君がゐて「一応ね」はにかむ吾はSuicaかざして
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盆踊り苦手なんですあの空気 みんなで同じ動作すること
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ことのはを こぼして掬い またこぼし 返す盆はと 名も無きあすへ
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新盆にお供え送るハウスミカン亡兄あによりきっと姪が喜ぶ
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独り乗るエレベーターの姿見に がっかりしてる自分が映る
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数学が 苦手な俺が 数学の 苦手な息子に 教える数学
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目覚めれば 君と枕をはんぶんこ 寝息に誘われ また夢の中 
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