公園のパンジー美し花の道 春は隣と五感に感ず
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吟醸酒 嗜むほどに酔ふほどに 人肌恋し如月の夜
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老眼にハンダごて持ち思い出す子供の頃の鉱石ラジオ
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生き終えた細胞で覆う脂肪の身 離せやしないし今世は脳幹
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美しい言葉が一生似合えない 百合の花より窒素がほしい
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目覚ましの アラーム音が なる前に 必ず起きて アラームを消す
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けふもわたしが生きてゐると云ふダダイスム也 爪を噛み
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未だなほ 流異譚の積もりで眺むる ひとの群れ
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砂場ではルールは無用、誰彼も好きなお城を拵えるのです。
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言質なし 青い宰相 見て思う 轢かれたレールで 「喜怒哀楽」
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笑み浮かべ 逝きしあなたの 面影を 独りたどるは 梅花の旅路
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大発見ポンカン三つで頭痛OFFノーベル賞って貰えるのかな
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悪代官お酒に呑まれ顎骨折あらあら大変ご自愛ください
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将来を夢に描いて捨てて来た過去はきっちり抱えています
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オリンピック 静かな実況 好ましき その瞬間に 身を合わす
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子供らが初めて食べる「おいしい」をあとどれくらい見れるだろうか
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報われぬ 悲しい夜に 付き添いす 懐中電灯 ファンヒーター
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夕月夜 なれにし袖の梅の香を標とぞせむ 夢の通ひ路
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日々生きる 意味をつとから 考える 「お早う」 「お休み」 「行ってきます」
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 残されたいのちのリミットわかるなら 今より優しい自分で居たい
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時差のせい こんな時間に 始まるの 遅いというか 朝早過ぎる
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甘夏の甘酸っぱさが忘れさす吾を悩ます飛び散る花粉
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襟巻を巻いての散歩正解も風強き日はつまらん散歩
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悲しくも ないのに何故か 涙でる 時がとまりし 深夜の事務所
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父眠る 墓前に菜の花 挿した瞬間(とき)ふんわり和らぐ春風吹いた (明日は23回忌)
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前世ではスパイをしてたらしいから その分派手な口紅を塗る
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夜遊びと祭りが終わる月曜日 我が衣手は露に濡れつつ / 天智天皇 1/100
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後悔はしないで最期迎えたい 私の人生私のものだ
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選挙後に改憲の風高まりて事前は忖度マスコミの罪
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掛け軸の五段飾り雛わすられじ貧しきなれど心みたされ
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