Utakata
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趣味でぽつぽつ、短歌をつくっています。
よろしくお願いします。
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五月病、誰が名付けた
?
正式な呼び名はなくとも毎月だるい。
7
できるだけゆっくり咲いてと願かける、つぼみふくらむ通勤路にて。
17
腹の底、見えぬと言われ、ほくそ笑む。 見せる相手は選んでるんで。
8
いつもより長めに喋った三毛猫の、うにゃうにゃぷぷんは年始の挨拶。
20
後悔も懺悔も恥もあるけれど一年越した私を褒める。
21
一年の終わりとそしてこの恋の、終わりが重なる十二月の夜
16
飛び乗った仕事終わりの快速は君に向かってまっすぐ走る。
19
グラコロはコロコロコロっと転がって、冬が来たぞと知らせてくれる。
10
ショーケースの中の白き熊の
瞳
(
め
)
と、
瞳
(
め
)
が合う刹那黒熊偲ぶ。
10
夕焼けと、きみの頬とが同じくらい赤く染まった赤煉瓦ゆく
9
辛酸も苦汁もまるごと鍋に入れ、煮込んで飲み込む私の勝ちだ。
20
三毛猫の頭を撫でて願います、君の一日幸せであれ。
21
まっ暗な海であなたが迷わぬよう、明かりを灯すわたしでありたい。
14
朝晩の冷たい空気と玄米茶、秋は
何処
(
いずこ
)
とあたり見回し
10
金木犀の香りが嫌い。だってほら、まるで甘く可愛いあの子みたいで。
5
「歌にならできるのに」ひとり呟いた。君に宛て詠むこの
短歌
(
ラブレター
)
9
サヨナラの代わりに一筋光る
後
(
のち
)
、海の向こうへ夕陽が還る
12
夢を見た。妙にリアルな夢だった。君が幸せそうで良かった。
10
体操のカードにポンと押すように、大人もほしいよ「よくできました」
15
好きなのはピーチのフラペチーノじゃなく、 君だ、君が好きだったんだ。
7
歌にして飲み込んでしまいたい気持ちに限って言葉行方知れず
14
ハム、チーズ、トマトと昨日の後悔をパンで挟んで咀嚼する朝
16
梅雨入りを待たず降り出すなみだ雨 きっと誰かの涙のかわり。
8
不器用な僕は恋文のかわりに、真っ赤なアンスリウムを君に。
11
続編が楽しみだった日のふたり
偲
(
しの
)
びひとりレイトショーの
夜
(
よ
)
10
五月雨は そっと世界を湿らせて 未だ見ぬ夏の訪れを待つ
8
振り向かぬ人を追い続ける人を、追い続けまるでメビウスの輪
6
すくい上げ、落とされてまた、拾い上げ そのボロクズの名は恋という。
4
またひとつ年を重ねた春の午後 霞の向こうの明日を見つめる
9
ミルクティー ブームなんです 紅茶葉を 大事に蒸らし 甘やかす午後
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