Utakata
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趣味でぽつぽつ、短歌をつくっています。
よろしくお願いします。
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ハム、チーズ、トマトと昨日の後悔をパンで挟んで咀嚼する朝
14
梅雨入りを待たず降り出すなみだ雨 きっと誰かの涙のかわり。
8
不器用な僕は恋文のかわりに、真っ赤なアンスリウムを君に。
10
続編が楽しみだった日のふたり
偲
(
しの
)
びひとりレイトショーの
夜
(
よ
)
11
五月雨は そっと世界を湿らせて 未だ見ぬ夏の訪れを待つ
10
振り向かぬ人を追い続ける人を、追い続けまるでメビウスの輪
6
すくい上げ、落とされてまた、拾い上げ そのボロクズの名は恋という。
5
またひとつ年を重ねた春の午後 霞の向こうの明日を見つめる
10
ミルクティー ブームなんです 紅茶葉を 大事に蒸らし 甘やかす午後
10
渡せない 鞄の中のチョコレイト 苦くて泣いた あの青い春
10
これからの 君が歩んでゆく道に 温かな
陽
(
ひ
)
が 差しますように
13
驚いてほしくて切り揃えた髪、マフラーに埋めあなたを待つ駅
12
新春の 生まれたばかりの 朝日浴び 生まれ変わってくれるか私心
11
真白な猫の毛並みをお手本に 清くフカフカ生きると誓う
10
吹きすさぶ木枯らしと照る太陽と、折り合いをつけ
11
月
行
(
ゆ
)
く
13
日曜の朝は作り置き準備 それで大人になったつもりに。
9
嫌いなら、ダメならハッキリ言ってほしい ちゃんと見えないとこで泣くから。
12
いつのまにあなたが遠くなったのか 寄り道なんてしちゃいないのに。
11
君の
瞳
(
め
)
に映る数十秒間は 私は誰より幸せ者だ。
11
〝天高く馬肥ゆる秋〟あゝ無情 肥ゆるのは馬だけにあらずや
16
三毛猫は、我がまま気ままなお嬢様 だけど一番寂しがり屋さん
16
赤い糸 なぜ糸なのか どうせなら 可愛いベロアのリボンにしてよ
10
十月にしては眩しい
陽
(
ひ
)
の下で、ふとよみがえるあの夏の日。
14
酔っぱらう、気がつきゃあたり一面に、朽ち果てたまま
短歌
(
うた
)
が転がる
13
「今週の休みは何をしているの
?
」聞けない程度の関係と知る。
13
テレビから流れる〝真夏の果実〟聴き、泣いちゃう程度は君が好きだよ。
11
手の甲を 枕にしている 毛むくじゃら しびれの痛みも 愛おしい哉
12
数ヶ月前のふたりに戻れたら、そしたら私、
告
(
い
)
えるのかしら
12
なんとなく 真っすぐ帰る気にならず
行
(
ゆ
)
くあてもなく 夜を回遊。
11
酔いどれて ふわふわとして
詠
(
よ
)
んだ歌
素面
(
シラフ
)
で
読
(
よ
)
んで 冷や汗をかく
10
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