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趣味でぽつぽつ、短歌をつくっています。
よろしくお願いします。

三毛猫は、我がまま気ままなお嬢様 だけど一番寂しがり屋さん
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赤い糸 なぜ糸なのか どうせなら 可愛いベロアのリボンにしてよ 
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十月にしては眩しいの下で、ふとよみがえるあの夏の日。
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酔っぱらう、気がつきゃあたり一面に、朽ち果てたまま短歌うたが転がる
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「今週の休みは何をしているの?」聞けない程度の関係と知る。
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テレビから流れる〝真夏の果実〟聴き、泣いちゃう程度は君が好きだよ。
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手の甲を 枕にしている 毛むくじゃら しびれの痛みも 愛おしい哉
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数ヶ月前のふたりに戻れたら、そしたら私、えるのかしら
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なんとなく 真っすぐ帰る気にならず くあてもなく 夜を回遊。
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酔いどれて ふわふわとして んだ歌 素面シラフんで 冷や汗をかく
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中秋の名月見上げ君想う たとえ隣に誰が居ようと
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ほほ撫でる夜風の温度に反比例 叶わぬ恋が冷めてくれない
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秘密です、あなたを見つけるその理由わけは。 「背が高いから」を隠れみのにし。
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君と飲む ビアガーデンに吹く夜風 ってしまえと 背中押してく
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カレンダー めくるだけ、ただそれだけで 淋しくさせる 8月マジック
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繰り返し 浮かんで沈む 恋心 いっそこのまま  流れていって 
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来年の 夏になったら 会えるよと 水平線に 夕陽は沈む
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見つめあい 信頼しあい 笑いあい なのにどうして 愛じゃないのか 
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手折られたオリエンタルユリのごとし を伏せる君、美しきかな
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〝好きです〟と たった一言ひとこと、それだけで あなたに架かる 橋は落ちたり
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知らぬ間に過度な期待をされる君 しかしそれすら一足飛びで
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自慢げに 見せびらかして いるけれど その金塊の 前世は金歯
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なんてことない内容の連絡を 何度も見てはゆるむ口元
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〝失った恋〟と言うにはおこがましい、名付けようない心を弔う
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「悪気はない、冗談なんだ、怒るなよ。」もう遅いです、ここ地雷原。
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いつだって あなたは正しい それ故に 歪んだわたしを 見ようとしない
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大きな手、面倒見の良さ、深い声、八重歯の見える笑顔が好きだ。
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トンネルを抜けるとそこは海でした。喜怒哀楽が波に溶けゆく
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キスくらいしてくれたっていいじゃない 嫌になるほど 誠実な君
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ピーチ味フラペチーノを飲むたびに 目に浮かぶ君、まるで太陽
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