labor
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好きな時に好きな人と好きなことをして 好きなもので囲まれていたい

踏みしめる薄氷まるでチョコレートさながら私お菓子の兵隊
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rm -rf /*をぼくにうちこむ
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散る花の如く去るのが美徳だと思っていたけど泣いて縋った
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ダンボール一つで何でも創れるよ小さく偉大な錬金術師
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忘れたい 悲しき心の奥でただ明滅しているあなたのかたち
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目の前の巨大な愛に気付けない愚かなところも愛おしかったよ
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どんぱちと遠くで聴こえる帰り道解けたあなたの帯結ぶ夏
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地獄には落ちたくないと思えたのなぜならあなたと会うだろうから
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悔しいな真面目なあなたのわがままな部分を引き出せなかったことが
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恋人を酷く傷つけてきたのに失恋ソング聴くとかキモイ。
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十二月未だに雪は積もらない果たしてサンタは来れるのかしら
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あなただけ最終列車に飛び乗るの?私はひとりで夜明けを待つの?
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裏切りを経たと言うのに好きなのよ脳はあなたに溶かされたのよ
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一人分荷物が減ったはずなのに今まで以上に乱雑な部屋
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言わないよ 心療内科の入口で偶然あなたとすれ違ったこと
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信じたいものだけ信じて生きることその難しさを知らないままで
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「もし恋がおわるとしたら ぱちん とか音がなるかな」不毛な妄想
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人は言う「止まない雨はない」それはそうとして傘は必要だろ
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雪を見て夏待ち侘びて夏が来て日照りの強さに冬待ち侘びる
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屋根を見て「シュガーレイズドみたいだね」無邪気に笑う今日は初雪
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踊り場の窓から覗く室外機は身を寄せ合う母と子のよう
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甘さだけ知るのではなく酸いも知ることで甘さはずっと極まる
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今はまだ周回遅れの人生 幸せを目指しただ走るだけ
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世の中は時折見える希望などとやらを追いかけ続けるシステム
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夜の帳で赤さ濁る貨物列車を跨線橋から眺める
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白色のコートに引っ付く雪虫が彩る模様はポルカドット
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「今はただあなたの不幸を願うのよ」世界で一番可愛い呪い
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どことなく春風に似ているようで似ていない秋の風の匂い
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無機質に暖められた教室の日暮れの速さに感じる寂しさ
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好きだった31のフレーバーも覚えてない程度の恋か
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